七月十九日

羽生くんが引退し、プロに転向ですか。

遅かれ早かれ、そんな発表がされるのはわかりきっていたことなので、驚きはしませんでした。

二つ目の金メダルをとったとき、あまりの素晴らしさに心が震え、勢いでこんな物を書いたこともまた、懐かしい。


2018年平昌オリンピックフィギュアスケート競技個人戦、男子シングル決勝の模様を書いた話。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885294408


羽生結弦がスケートをはじめて二つの金メダルを取るまでの話。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885843101



現在、カクヨム甲子園の作品をコソコソ読んでは、感想をそっと公開している。

ショートはまだ読みやすく、書きやすい。

だけど、ロングは時間がかかる。

読むのも書くの大変。

去年、ロングを一日に三作品読んでは感想を書いていたこともあった。

いまのわたしは、ロングは一日一作読んで感想を書くのが精一杯。

去年の私は常軌を逸していた。

バケモンですか、まったく。

本当に活字が読めなくて、棒読みちゃんを頼りに、必死になって作品を読んでは感想を書いていたので、現在読めるようになった自分とのモチベーションが違いすぎるのだろう。


今回、読むにあたって気持ちが沈む、「人が死ぬ作品」をなるべく読まないようにしようと考えています。

そんな作品を次々に読んでいたら心身ともにやられてしまう。

実際、去年は軽く病みました。

やはり、楽しい話が読みたいのが本音です。

十代の鬱屈した闇を吐露した、死の香りが漂う作品を書いてもいいし、あってもいい。きっと書かずにはいられないのだ。

それはわかる。

わかるけれども、私にそれを楽しむだけの元気と余力がないのだ。

申し訳ない……。


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