便利なセリフ集Ver4
①「命を懸けることと命を捨てることは同義じゃない。お前のしていることはただの自殺行為だ。親友の仇を取るんだろ?だったら考え続けろ。確実に仇を取る方法を。思考を止めるな。恨みの感情だけでどうにかできるような相手なら、お前の親友は殺されていない」
②「僕は英雄になりたかった。どんな人も必ず助ける……そんな英雄に。でも、僕が助けた相手は悪人だった。僕が助けたせいで、僕が助けた命が、善良な命を奪っていった。それ以来、僕は誰も助けられなくなった。手を伸ばそうとしても、手を取った人が善人である保証は無い。また僕のせいで苦しむ人が居るかもしれない。僕は……英雄じゃなかった」
③「あれ……いま何時?……やっべぇ朝練!今日監督見に来る日じゃんクッソ終わった。急ぐか……ああーでも今から行っても30分は遅れるし、仮病使うか?いやもうそれしかないよな。うんそうしよう。それしか無い!!母さん!体温計どこー!?」
④「もし過去に戻れるとしたら何を成すか。答えはシンプルだ。何も為せない。それが答えだよ。たとえ記憶を持ったまま過去に戻れたとしても、そこに居るのは後悔ばかり残してきた君自身だ。何一つ変わりはしないよ。分岐点が少しズレるだけだ」
⑤「殺人は悪だと教師は云った。だがそれは真実だろうか。私は想う。例えば戦争はどうだろう。家族のため、国のために戦った彼ら兵士は英雄と称えられている。彼らがしていたのは殺し合いであるにも関わらずだ。人を殺すことが悪だというのなら、我々は悪人を讃えることになる。君にも質問させてもらおうか。君は……殺しについてどう思うかな?」
⑥「永遠の命?馬鹿なことをいうものだな。私はそんなものには興味が無いね。趣味は時間が限られているから楽しめるのだ。ただ永いだけの人生に価値は無いと、私は思うよ」
⑦「空を自由に飛べたら楽しいだろうな。そう思った幼い日の僕を、僕は心底バカだと思っている。仮に僕だけが飛べる力を手に入れたとしよう。そうなれば実験動物にされることは想像がつく。逆に、誰もが飛べる力を得たなら。そこには特別感も何もない。どちらの世界でも、僕が夢見た自由は無いのである」
⑧「人生はたくさんの道がある。険しい道もあれば緩やかな道もある。辛いと思ったなら緩やかな道を選べばいい。だが、少なくとも私の望む未来は、険しい道を進んだ先にしか存在しなかった。選択は分岐点だ。君の望むものがどんなものか私は知らないが、その選択に後悔が無い事を祈っているよ」
⑨「世の理は弱肉強食ではない。確かにそれも理の一つ足り得るのだろう。だが、真に迫るものではない。何故なら、真に世の理たるものは適者生存だからだ。自然、他種族、コミュニティ。自身を取り巻く環境に適応したものが生き残り、そうでないものが淘汰される。それこそが唯一、真の理足り得るのだ」
⑩「何故人生に意味を求めるのか……か。それは本気で死を望んだ経験のある人間にしか理解しえないものだよ。あえて言葉にするのなら、そう。辛いからだ。彼らは自らの人生において、楽しいと思えることが極端に少ないのさ。例えばゲーム。娯楽に意味は無い。だがあれは楽しいから、皆こぞってやりたがる。逆に辛い事や嫌なことには理由が必要だ。辛さを受け入れるに足る理由が。だから求めるのさ。ただ辛いだけの己の人生には何か意味があるはずだ。ってな」
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