世界は静かに沈んでいく~最強ギルドの暗躍劇~

天京

情報まとめ

まとめ回 魔法とアイテムの解説その1

今回と次回は魔法とアイテムの説明と各国の説明を詳しくまとめるお話です。


「ギルマス、あの質問いいですか?」

「どうした、アリエル。なんでも言いな。」

「はい、あの王国と帝国の戦争でのギルマスの戦闘を見てたんですがいろいろわからない点がありまして。」

「何が聞きたいんだ?」

「魔法とお二人が使っていた武器のことを聞きたいんです。」

「そうか、アリエル達はまだレベル50にも達してないからな。わからないのも当然だ。よし、ならこれから教えるよ、ほかの子達も図書室に連れてきて。」

「あ、わかりました!ありがとうございます!」

少し小走りしながら嬉しそうに駆けて行った。少しして24人のメイド達が図書室に来た。

「ギルマス、我々全員揃いました!」

「ありがとう、アリエル。さて始めようか。」

「「「よろしくお願いします!!!」」」

「まずは魔法だね。【ラグナロク】の魔法には階級がある。何の制約もなく使うことができるのが第1〜第7階級魔法だ。これは基本的にMPは使用しなくても使える物だ。代わりに威力が少し下がってしまうがね。基本的に戦いで使われるのはこの7つであることが多い。ここまでで質問は?」

「はい。MPを使うとどのように強くなるのですか?」

「第7は威力が1.3倍ぐらいになる。ほかのやつはもう一段階上の階級ぐらいの威力になるんだ。」

「ありがとうございます。」

「さて次に紹介するのは条件と代償がある魔法だ。その中で1番軽い物は逸話級魔法だ。この魔法は別名初心者キラーと呼ばれている魔法だな。」

「なんでそう呼ばれてるんですか?」

「それはな、この魔法を使うと1時間の間全ステータスが20%減少するんだよ。逸話級はレベル1から習得できる。威力も第5階級ぐらいはある。」

「何がキラーなんですか?」

「イメージしてみろ、レベル1がその魔法を使ってあいてを倒しきれなかった場合どうなる?」

「やられます。」

「そうだ、初心者達はこの逸話級魔法で相手を倒していくだろうがそういう習慣がついてしまうといざ逸話級で倒せない敵が出てきた時対処できなくなるんだ。だから、初心者キラーなんだよ。」

「なるほどです。」

「次は伝説級魔法だ。この魔法は使うと3時間の間あらゆる魔法が使えなくなるデメリットがあることから魔法師キラーと呼ばれている。」

「全てですか?」

「そうだ、第1〜7と今説明している魔法達全てが使えなくなる。威力はその分高いけどね。ここまでで、質問は?」

「大丈夫です。」

「よし、次は神話級魔法だな。この魔法は使うと1日その魔法を使用不可になるのと自分の任意の装備1つを1日装備不可にするんだ。」

「恐ろしいです。」

「そうだね、ただ、この魔法の代償でピンチになるのはレベル65〜70ぐらいだ。そこから上は自分のステータスや代替の装備を基本的に持っているからね。」

「あとどれくらいあるんですか?」

「後2つだよ。それじゃあ次に行こう。次は神秘級魔法だ。この魔法は少し特殊だ。攻撃魔法が1つもない。防御系の魔法しかないんだよ。」

「特殊ですね。」

「そうだ、代わりに代償も一度使うと3時間使用不可になるだけだ。まぁ、防御力は神話級でも防ぎ切れるほどだけどね。」

「使用条件はあるんですか?」

「いい質問だね。神秘級はレベル85を超えないと使えないんだ。まぁ、そこまでになると使う機会もあまりないんだけどね。」

「ギルマス、最後の1つは何ですか?」

「最後は無限級魔法だ。俺が王国の戦争で使った永久死世界ニブルヘイムもその1つだ。」

「確か3日間使用不可とMPの7割を使うんでしたよね?」

「よく覚えていたな、そうだ。使用MPは凄まじいが威力は恐ろしい。神話級を10重ねても防げないレベルだ。レベル100でも防ぎ切れるやつはあまりいないだろうな。」

「副効果もありましたよね?」

「魔法によって違うけどね。術者以外全てを対象となるから基本的に1人の時しかあまり使えないけどね。」

「それ以上の魔法はないんですか?」

「ないな、もしここが【ラグナロク】と違うのなら可能性はあるが現状を見るとそんな物はないようにも思える。油断はできないがな。魔法はこれで終わりだ、総合的に質問は?」

「ありません!」

「よし、次はアイテムについてだな。」

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