第7話


 眠れない日々。 

 ふらつきながらも、家を出る。

 明かりが、眩しい。

 おぼつかない足下。

 人がぶれて見える。

 耳が、キーンと鳴る。

 何が何だか分からなかった。

 凄い大きな音がした。かと思うと、弘の体がすっ飛ばされた。

 トラックに轢かれたのだ。

 即死。

 弘の人生の終わり。


終わり

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

不眠の中で 浅貴るお @ruo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ