高島くん 魔法都編

まめでんきゅう–ねこ

第1話 科学派と魔法派

「科学派よ………我々はお前たちの科学と私たちの魔力が融和ゆうわすることでこの繁栄を成し得たのだろう。まさに最高のパートナーだった。その信頼を裏切るのか……」

ビルの屋上で魔法派の者と科学派の者が会話していた。

「まあそう怒るな魔法派よ……。もう決まったことだ……」

「お前たちの科学技術はもっと私たちの想像を超えるものだと思っていた。結果、私たちを追放するとは……悪い意味で私たちの想像を超えた。残念だ………」

魔法派の者が頭を下げて言った。

「………『ディスチャージ』!!!!!!」

魔法派の者が手から雷を出した。科学派の者は軽々と避け、銃を撃った。銃弾は雷を出した方の人の肩に命中した。

「…!ぐっ……!!!!!!!!!!!!」

「その程度か?」

また銃を撃った。魔法派の者は床に膝をつけた。

「うぬぐっ……何故だ…。ディスチャージを軽々と避けるとは……」

魔法派の者は立ち上がり…。

「…『ヒヤッコオル』!!!!!!」

科学派の者の足元に氷塊が生えてきた。しかし、科学派はなんと浮遊して避けた。

「…え⁉︎」

「何を驚いているんだ……(笑)。お前らの魔法まほうとは違う、魔術まじゅつを私たちは生み出した。これは不可能を科学に基づき、行使こうしして表れる現象…」

「ま、魔術⁉︎」

「お前らの代わりはもうある。さらばだ…」

科学派の者は銃を撃った。魔法派の者はその場で倒れた。

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