いやいやお疲れ様でした。
ある程度長い作品となると、完結させるのが本当に大変です。だから私はエターが多いのですけど。
それはさておき、せっかく成立した西日本国を、友人の島森を救うため無かったことにするという結末は、意表をつかれました。
というか生まれ変わってもずっと国王っていうのはけっこう恵まれてるんじゃない? なんて思ったりもしましたけど、確かに死が安息にならないというのは、これはこれで無間地獄みたいなものかも知れません。
おそらく多くの(私も含めてですが)読者は太平な西日本国成立でハッピーエンドで、石田三成としての生を全うした津久見くんという段階でのエンディングを望んでいたと思いますし、石田三成としての生を終えて現代に戻った津久見くんが変革された歴史に驚くと言う部分も、後味の良いエピローグとして読んでいましたが、まさに一捻りで、これは岩さんの発想が一枚上手だったなと感心しました。
変革された歴史の醜悪さみたいなものも天竜川謁見祭りの群衆たちで表現されているのもあり、この結末に説得力がありました。
とても気軽に読めて、最後にちょっと考えさせられる、いい作品をありがとうございました。
リアルの方が忙しいと小説執筆がなかなかできないというのは私も経験しているので、無責任に次回作を期待するのはプレッシャーになるかと思います。
でも、やっぱり、岩様の次回作は期待しています。
作者からの返信
桁くとん様
コメントありがとうございます。また、お久しぶりです☆
一回目の投稿から応援本当にありがとうござす。
本作を書き始めた時から、終わりはこうしようと決めてから合間の物語を作って行きました。
一つの作品を終わらす事の難しさと、楽しさを学ぶことがきました☆
桁くとん様が一番最初に応援コメを頂かなかったら完結しなかったと思います(笑)
本当に感謝です☆
これからもどうかよろしくお願いします☆
最後に史実通りに戻すというところが驚きでした。
ですがそれでも、「白目ルート(笑)の世界」の仲間たちが、最後の挨拶に来るところは泣けました。
イフはイフであるけれど、それでも彼らにとっては「史実」だったのでしょう。
だからこそ、読者にも真に迫る面白さがあったのでは、と思います。
それでは、完結お疲れさまでした。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
四谷軒様
今日までお読みいただき感謝です。
また、いつも「いいね」、レニュー投稿本当にありがとうございます。
四谷軒様の作品はすべて読ませて頂いております。
呼んでは圧倒的な文章力に、いつも四谷軒様が出の届かないてお頃にいらっしゃるのを実感刺しております笑
史実通りに三成が斬られる。
そこに現れる戦友。
切ない終わり方ではなく、誠意は伝わった事を小生表現したかったものでございます。
次は以前投稿した事のある、鳥居勝商の話を加筆修正しながらゆっくち投稿できたらと思います、
四谷軒様も、寒い日々が続きますので、お身体ご自愛くださいませ。
本当にありがとうございました。
完結お疲れさまでした。楽しい物語ありがとうございました。
改変後の世界も面白そうだと思いますが、たしかに島森さんが気の毒過ぎますよね。
でも津久見改変後の記憶はある桃山時代のみんながあえて津久見と島森のため西日本国の未来を捨てて史実通りに動いたとしたら切なすぎます。
武将たちやせんちゃんは改変後の世界から津久見=三成が死んだ直後の自分たちの夢の中で、津久見の正体を知り、島森を助ける津久見の意思を理解した上で、あえて『史実』の演技をしつつ永遠の別れの見送りに来たのでしょう。みんな目が覚めたら幸せな西日本国に戻っていることでしょう。
島森さん側の物語、そのときがきたらば読ませていただきます。是非カクヨムで連載をお願いします。
ではまた、カクヨムでお逢いしましょう。
作者からの返信
土岐三郎頼芸様
温かいコメントありがろうございます!!!
最終話では、史実通りに全員が動いています。
それは、家康=島森も然り。
土岐様が仰る通り、歴史をあるべき状態に戻すために作中の個人個人が奮闘します。
あまりにも切ない最後、それを最後の三成(津久見)の「これで良かったんだ」では、拭いきれない程の切なさを感じますよね汗
スピンオフ構想しながら今後「日常」を楽しんで生きて行こうと思います☆
そして粋な挨拶ありがとうございます。
カクヨムで逢いましょう☆
夢いっぱいの架空歴史物語を楽しませて頂きました、有難うございます。
色々思うラストでした。
果たして、津久見三成が奔走して実現させた戦のない世の中と、共に走った人々は元の歴史の中に溶けて消えてしまったのか。
それとも、歴史の分岐点の中から島森と二人でもとの歴史に脱出しただけで、あの世界はあの世界で存在し続けているのか。マルチバース的に。
私は前者だと思います。理想に向けて確かに存在した、消えてしまった筈の人々の想いが現代に戻る津久見三成に別れを言いに来たのではないか、その方が正しい解釈ではないか、そう思います。
そう思うと、後者に比べるととても悲しいのですが、それでも理想に賭けた人々の想いは、この世のどこかに消えず残っていると信じたい。
そんな事を色々考えると、後でじわっと来る、切なくも夢多い時間冒険物語だった、と改めて思います。