第7話 天の川
天の川のほとりで休んでいると、カササギがやってきた。今年も橋をかけるらしい。お互い遠方で出稼ぎ中のとある夫婦が、持ち場を離れて再会する為だとか。カササギ達は「もう天上の反対側の端で一緒に暮らしているのに、今更皆に言えなくて、このまま定年まで黙ってるらしい」と、ぼやきつつ働いた。
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