シンバルのお仕置き

YUKI

第1話

 シンバルと魔夜が影の中に入ると、


「時よ止まりなさい♪」


 近くにいた顔に黒いヴェールをつけ黒いドレスの貴族の少女の手には黒い懐中時計を持って言うとシンバルの動きは止まった。


 微笑んだ口調で少女は指をさして、


「それ?」

「私[わたくし]に下さいな♪」

「この愚かな男の愚行は私[わたくし]とっても許しがたい万死以上の罪ですわ。」

「貴女は・・まさか!?」


 魔夜はこの少女の正体に気づき驚きの顔いた。


 クスクスとあざ笑うように少女は、


「今は私[わたくし]の事はどうでも良くて?」

「こんなゴミよりも、貴女の主様の約束を果たした方が得策では?」

「・・・・分かりました。」

「この件は貴女に譲ります。」


 そう問われると沈黙した魔夜は納得して、少女にシンバルのお仕置きを任せて、その場から離脱して、少女は手を振っていた。


 笑ったまま止まってるシンバルを見て、


「せいぜい、長く楽しむ良いね主役さんには、最高のパーティーにしてあげるわ♪」


※ ※ ※



 静かになり、ようやく笑うのを止め目を開けて、シンバルは辺りを見渡して、


「ん?」

「ここは?」


 真っ暗であるのに自分の姿は、まるで電気がついてるみたいにはっきりと分かった、遠くから何が近づいて来るのが見えた。


「何だあれは?」


 近づいて来たのは村娘、貴族の女性 、幼い少女、1人だけメイドがいたてどっかであった気がしたすが、シンバルは気のせいだ思って気にしなかった。

 大勢の女性陣でどの子も可愛いく美しいかった、見惚れ距離が2メートルぐらいになり、女性陣はおよそ30人ほどシンバルの周りで円を作り取り囲み、片手を後ろにしまうとにこりと何人かは手を出して包丁、ハサミ、ペンチ、鈍器、他の凶器を持っていた。


「…!?」


 恐怖のあまり声が出なかった、その間から逃げ出そうとしたが、身体が金縛りにあったように動かなかった。


 上からクスクスと笑い声が聞こえて振り向くと、


「!?」

「ようこそ、私[わたしく]の永遠の牢獄へ♪」

「ここから出せ!」


 振り向き空中に浮いた豪華な装飾の椅子に座った、先程魔夜と話した少女がにシンバルは叫んだ。

 ニッコリする少女は顔を振り、


「それは無理ですわ♪」

「これから貴方には、無限の牢獄の場所でハーレムで過ごしていただきます♪」

「ふざけるな!」

「人間がそんなに生きていけるか!」

「確かに脆弱な人間ではいきられませんね。ですが♪」


 身体は止まったままシンバルは怒鳴りつけて、少女は手を上げて頭上に巨大な時計を出して、その巨大な時計の針は0時で止まっていた。


「な、なんだ、この時計は?」

「この時計は貴方の生きる時間ですわ♪」

「俺の時間?」


 少し動揺しシンバルは聞くと少女は答えて不思議な顔になって、頭上の時計のが動き、


「う、動ける!!」

「それがお分かりいただけて何よりですわ♪」


 身体を動けるようになったシンバルは驚きの顔になって倒れた、少女は確認して再び時を止めた。


「身体が動けない!」

「そして・・・」


 どんなに動かそうとしてシンバルは口以外は身体はピクリとも頭上の時計同じように動かなかった。

 座ってる少女の横に巨大な砂時計の出した。


「それは?」

「この砂時計の24時間でひっくり返り貴方を完全回復させますわ。」

「どういう意味かは、分かりますよね?分かりますよね?」


 不安な顔でシンバルは聞くと、少女のは説明して次第に冷ややかな口調に変わった。


 この場の女性陣の凶器を持って者を見て、シンバルは動けない、そして完全回復・・・その意味を察して、


「まさか・・・・・・頼む!」

「や、止めてくれ!」


 顔を青ざめてゾッとして叫んだ。


「それは、無理ですわ。これはこの子達お願いで、貴方がおこなった事ですわ。」

「なにを・・」

「この子達を貴方は忘れたの?」


 やれやれとポーズで少女の言ってる意味が分からず、シンバルは怯えた呆れた口調で少女は聞いてきた。


 もう一度、周りの少女の顔を見て、


「・・・!?」


 ようやくシンバルは思い出した。

 あそこの包丁を両手で握ってる王国の城の近く遊んでた少女を誘拐して裏路地の店で無理やり何度も強姦してその後に証拠隠滅で殺害したり、憎んだ顔でこっちを見てる村娘は彼氏と歩いてる時に[俺の前に立った不敬罪で彼氏を処刑]して彼女の方は奴隷として売ったり、むしゃくしゃしてる時に双子の姉妹は殴り泣き出したので持ってた件で殺し、偶々通りかかったメイドに見られ、巡回した兵にシンバルはメイドが殺しと告げ国王はメイドの弁解を聞かずに[その危ないメイドを強引に死刑]にしたり、他にも色々あった。


 静かに少女はまるで死刑勧告のように、


「私[わたくし]は復讐の機会を与えるから、今回の件を協力してもらったのよ。」

「それに復讐には、鎧は邪魔ですわね?」

「やめてくれ~!!!」


 何名かの少女や女性が無理やり動けないシンバルの鎧をはぎ取って下着も脱がされて、


「ぎゃああああーーー!!」

「ぐあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」


1人女性が下半身の玉をおもいっきり蹴り上げてシンバルは身体は動けないで叫んだ。


 包丁を下して少女は下半身の装着してシンバルのお尻に大根並に太い棒を出したり入れたり無理やり何度も繰り返した。


 他の子は躊躇な無く口調お腹に包丁を刺したり、


「ぎゃああああ」


 不思議な事に刺された場所には血だまりも無く、包丁にも血の一滴もついていなかった。


「あ、そうそう貴方の身体の時間を止めてる限りは、どんなに刺されても血が出ないかわりに苦痛は通常の数十倍で死ぬ事も無いですわ♪」

「な・・・・・な・・ぜ・・・・」


 声を絞り出しいてシンバルは言うと少女は手を合わせてクスクスと笑い、


「服を貴方の腐った王族の血で染め上げるのは、ここに居る子達が穢れてしますわ♪ですので・・・例え、腸を引っ張り出されてもこの達に血もつかないので、普通は心臓を刺されたり潰されても、けして貴方は死ねないし砂時計がひっくり変えれば完全回復しますので何度もこの子達になぶられるのを存分に楽しみなさいな♪」

「いやぎゃ・・・・・・っ!!!?」


 泣き叫ぶシンバルは腕を切り落とされ、その腕を強引に口にねじ込まれ黙った。


「この砂時計は24時間で無限はひっくりかえります。」

「せいぜい、この子達が受けた苦しみをしっかりと身体は刻み味わいなさいな。でな

いと、いつまで経っても開放はされませんわ♪」

「やめああああああああああああああああああああああああ」


 腕を吐き出し絶叫した。


「ああー、私[わたくし]たら勘違いしてましたわ。もっと、この子達にもてあそばれ楽しみたいですわね♪」


 椅子から空中に少女は立ちス―カトの両手で端を持ち、


「それではごきげんよう♪」


 優雅に言うと少女はその場から消えて、何度もシンバルはこの地獄に絶叫した。


※※※


 白い霧の中にテーブルの上にティーセットがおいてあり、深く椅子に座った人物は気づき振り向くと、


「来たのか」

「はい♪」


 先程、シンバルにお仕置きをした少女はピンク帽子に白いヴェールをつけよそ行きのピンクのリボンが多いドレス着て微笑んでいた。


「君はここ来て、私にアレと同じ事をするのかな?」

「しませんわ♪」

「でも♪」

「あなたがお望みでしたら、いつでもお声がけくださいな♪」

「いつでも最高に気持ちよく癒して差し上げます♪」


 目の前の少女に言ったアレとはシンバルの事であり確認して、目の前の少女は椅子に座り直ぐに首を振り、悪戯ぽい口調で言うと一瞬で背後で首に両手を回して耳元で囁いた。


 直ぐに振り払うと、


「悪いが興味が無い」

「あ~ん♪」

「冷たいですわね♪」


 指をくわえた仕草で少女は残念な口調だった。


「一応、アレはあの空間に何年ほど居て、アレのその後は?」

「およそ1万年ほどで残念ながら、あの子たちも納得してアレは解放されましたわ♪」

「すっかり記憶と身体にトラウマが刻まれ、解放されすぐに女の子に出会い怯え、不審者として通報された大国兵に捕まり国王と同じ牢獄に送られましたわ♪」

「あ、そうですわ♪」

「この子達があなたに会いたいと?」


 思い出した素振りで少女は声をかけて、大人びたメイドの女性と幼い顔の少女が近くに来た。

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