第178話 インドネシアのパイナップルクッキー
施設にインドネシアから、二人の実習生が私の勤める施設に働きに来ていることは以前お話したと思います。
その実習生の一人、二十六歳のエリー(仮名)さんは料理が得意です。
以前、自炊してるのかと聞いたときに
「はい、料理好きです!」とフライパンを動かす手つきをしながら笑顔で答えてくれました。
お弁当ももちろん手作りで(インドネシアの二人とも)いつも美味しそうなお弁当を作って持ってきています。
そんなエリーさんが先日、
「昨日、お休みだったのでインドネシアのお菓子作ってきました」
と言って、職員にふるまってくれました。
二種類あって、一つはまあるくって可愛いお菓子の中に、パイナップルジャムが入っているクッキー。
もう一つは中にチーズがはいっているクッキー。
いずれも美味しくってみんな大喜び。
パイナップルジャムっていうのが珍しくインドネシアっぽいなって思いました。
パイナップルジャムも手作りだと言っていました。
みんながひとつづつ頂いた後も残ったのでエリーさんに返したら
「もっと食べて下さい」
とどんどん勧めてくれてみんな
「美味しい!美味しい!」
とたくさん頂きました。
クッキー生地はサクっとしていて中のパイナップルジャムの甘さとマッチしていて、もう一つのチーズが入ったクッキーはチーズの風味が効いてほんと美味しかったのです。
私はあまりにも美味しかったので
「今度レシピ教えて!」と言ったら
「はい!」と笑顔で答えてくれました。
私が帰るときに、
「まだ家にあるので持って帰ってください」
と残ったクッキーが入った容器ごと渡してくれたのでありがたく頂戴しました。
今度レシピを教えてもらったら作ってみたいなと思った美味しいインドネシアのクッキーでした。
近況ノートに画像あります。https://kakuyomu.jp/users/cocopin/news/16818093076575404847
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