第166話 嫁いらず観音院へ行ってきました

 二十年来の友人Hさんが広島からご主人の実家がある岡山に引っ越しされ一年が経ちました。

定年後、そのご主人の実家の近くに家を建てられたのです。

岡山と言っても広島との県境に近い場所だったので、私の住む町から車で二時間半くらいでいける場所でした。

そこで、私の地元のもう一人の共通の友人Mさんと、都合を合わせて新築の家に遊びに行くことになりました。

すると、引っ越し先の友人Hさんが、家から車で十分位で行ける所に、『嫁いらず観音院』があるので遊びに来たついでに一緒に行ってみないかとの提案がありました。


 『嫁いらず観音院』と言えば、年老いた人たちが「老いても嫁の手を煩わすことなく、健康で幸せな生涯を全うできる」という霊験があり、嫁不要(嫁いらず)の観音様と言われています。(所在地……岡山県井原市大江町1036)


 それは私にとっては嬉しい提案だったので、Hさん宅に遊びに行ったついでに行ってみる事にしました。


 Mさん(私よりかなり若い)が車の運転をしてくれたので、私は助手席に座っているだけで良かったので楽ちんでした

午前九時頃出発して十一時頃には着いたので、思ったより近いって思いました。

到着してすぐに、Hさん宅の近くでランチをしてから『嫁いらず観音院』に行くことになりました。

Hさん宅の周りには、ちょっと足を延ばせば、色々な食事をするところがある便利なところでした。

みんなの意見で、和食がいいということになり、近くにある仕出し屋さんでランチをすることにしました。

 その仕出し屋さんのランチは刺身もついていたのにお手頃価格でお得感があり美味しかったので、私達は大満足でした。


 ランチの後は、早速『嫁いらず観音院』にGO!

私達が行った日は三月十二日(火)だったので、人通りはなくてひっそりとしていて、まるで貸し切り状態でした。

『嫁いらず観音院』は坂道を登った高い位置にあり、その道の両サイドにはずらりと桜の木が植えてあり、桜祭り用の提灯が取り付けられてあったので、あと二週間も後だったら、相当賑わっていたのではないかと思われました。

「ちょっと来るのが早すぎたね」と言いながらも、ゆっくり見て回れたのは良かったなぁと思いました。

順路に沿って坂道を歩いてみて回りました。(たくさんのお地蔵様や石仏が祀られていました)

結構急な坂が多かったので、これは足腰が弱ったら来れないなと思い、まだ歩くのが平気なうちに来れて良かったと思いました。

最後に嫁いらずのお守りも買って『嫁いらず観音院』を後にしました。

お守りは干支の絵を描いた十二種類があったので、戌年の私は戌の絵のお守りを買いました


 その後はHさん宅でコーヒーをご馳走になりながら、途中で買ったケーキを食べました。

渋滞にならず、暗くなるまでには帰りたかったので、三時過ぎにはHさん宅を出発して、家路に向かいました。

短い時間でしたが、充実した一日となりました。

嫁いらず観音のご利益で健康で幸せな生涯が送れるといいなって思っています。


近況ノートに画像あります。

https://kakuyomu.jp/users/cocopin/news/16818093074157821113



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