第101話 広島G7サミット
二〇二三年五月十九日から二十一日まで先進7カ国首脳会議(G7サミット)が広島で開催されます。
開催まで、一ヶ月を切りました。
自由、民主主義、人権などの基本的価値を共有するG7首脳が一つのテーブルを囲みながら、世界経済、地域情勢、様々な地球規模課題について、率直な意見交換を行うのが目的で、フランス、米国、英国、ドイツ、イタリア、カナダ、日本の7カ国が参加します。
ウクライナ情勢が緊迫化するなか、核兵器使用のリスクへの懸念の高まりと共に、人類存続の危機に陥りかねないという不安が境中に広がっています。
世界の平和の持続的な発展に向けた対話の場所として「国際平和文化都市」である広島の地が選ばれました。
日本政府は、各国首脳の平和記念公園(中区)にある原爆資料館視察と被爆者との面会をサミット初日に組み込む方向で調節しているとの事です。
七十八年前の核兵器使用の惨禍に向き合った上で、廃絶へ前進する議論が首脳たちに求められています。
核兵器の廃絶に向けた一歩を踏み出してほしいものです。
又、二十日の地元新聞によると、世界中で急速に広がる対話型人工知能(AI)「チャットGPT」などへの懸念を念頭に、文章や画像を自動で作る生成AIの「潜在的な影響力の分析や研究の加速化」を提唱し、「AIガバナンスの推進」を掲げ、適切な利用に向けた行動計画の策定を目指すなど、討議する検討に入ったことも判明したとの事でした。
国際的なデータ流通を拡大させて経済成長につなげる構想も取り上げられているようです。
世の中は大きく変わろうとしているようです。
いずれにしても住みよい社会になって欲しいと願うばかりです。
毎年ゴールデンウイーク中(五月三日から五月五日)に開催されるフラワーフェスティバル(広島市平和大通り及び平和記念公園周辺がメイン会場)はサミットの円滑な開催に協力する為、早々と六月に延期となりました。
又、市教委は十七日、私立校の対応方針をまとめ、市中心部の小中学三十七校と市内の私立校全八校に対し、サミットの前後を含む五月十八~二十二日に臨時休校を要請しました。
その期間、周辺の企業など休業になる所もあります。
期間中の交通規制を考慮しての対応です。
警備体制も益々強化されています。
そんな中での、サミット開催は本当に意味のある有意義なものであって欲しいと一市民として切に願います。
そんな願いを込めて折鶴を折ってみました。
近況ノートに画像があります。
https://kakuyomu.jp/users/cocopin/news/16817330656146335577
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