第20話 2人の孫帰る
夏休みに入ってすぐにやってきていた孫2人が8月12日、娘の迎えで帰って行きました。
我が家に居る間は、目覚めの早い小4のゆあは、起きるとすぐに、「おはよう」と言って挨拶をした後は、「のこちゃん大好き」と言って抱きついてきます。
人懐っこい性格のうえ愛嬌満点で、日に何回もこの「のこちゃん大好き」と言ってくれます。
長い間、生きてきた私にこんなに日に何度も大好きと言ってくれるのは、この子だけです。私もたまらず「私もゆあちゃんが大好きよ」と言い返します。
一方、小2のゆずは、よく気が利き率先してお手伝いなどしてくれる大人顔負けのおしゃまさんです。口が達者で、下手をすると言いくるまれます。今風で言うとツンデレでしょうか? 優しいと思っているときつく言い返されたりします。
こんな可愛い子のどの口が言ってるの?と疑うほどです。
ついでに中2のお兄ちゃんはと言うと、とてもおとなしくて口数も少なく、いるのかいないのか分からないような男の子だったのに、段々大きくなるにつれておしゃべりになり、今は声変わりをした、低音でよく喋りまくっていてどちらかと言うとひょうきんな子になりました。昨年の中学1年の時はシャイな感じで静かなイメージでしたが、1年経っただけで変わるものですね。背もぐんぐん伸びて私の背はいつの間にか通り越して見上げるほどになってきました。もちろんイケメンです( ´艸`)
そんな孫が私はどの子も可愛くてたまりません。婆バカです(聞き流して下さい)
孫を預かって一番大変だったのは食事です。
2人の好みが全くと言っていいほど違うのです。
それでもお互いに合うようなものを娘に聞いたり、孫達に聞いて色々工夫はしたつもりですが、苦労はしました。
残念なのはカレーが下の子が苦手だったことです。
私は子供達の手が離れてからカレーを作ることが少なくなったので、孫達が来たらカレーを作ろうと張り切っていたのに、とうとう作らずじまいでした。
しかし、肉じゃがは二人とも大好きなんです。
普通子供は、「肉じゃがとカレーのどっちが好き?」って聞いたら、全員一致でカレーかと思っていましたがこれが違うんですね。
おでんも好きと言うので作りましたよ。
夏におでんを作ったのは初めてです。
ハンバーグ、唐揚げ、パスタ、魚料理、豚の生姜焼き、餃子、卵料理、ゴーヤチャンプルはオッケーだったので、それらを変わりばんこにつくっていました。
ご近所から、キュウリやゴーヤやピーマン、茄子、トマトなど頂いた時はそれらを使って作りました。
娘が仕事が休みの日はやって来るのでその時には、娘に任せます。
そんなこんなで何とかやり過ごしました。
夏休み中に登校日があり一旦自宅に帰っていた日もありましたが約20日間もの間一緒に過ごしたので帰っていった日はなんだか急にぽっかり穴が空いたようでした。
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