第19話 夏休みに孫達がやってきた ⑤ 墓掃除

 我が家の墓地は、国道から急な坂道を登ったところの左手にあります。

その右手には建設会社があり、現在この坂道も建設会社の私有地になっており、その会社が休日(日曜日)には坂道の入り口が封鎖されています。

その為、墓掃除には、平日に車で行きます。

そうすれば、墓地のすぐ近くまで車で行けるからです。

本当は、歩いても行けるほどの距離なのですが、掃除道具を持ってその坂道を上るのが苦になるからです。

今回は、墓掃除も孫2人に手伝ってもらいました。


 我が家の墓地は、近所の何件かの共同の墓地になっています。

高い位置にあるので、見晴らしがよく、そこからの眺めもなかなかのものです。

段々になっていて、一番手前が我が家の墓地です。

私が小さい頃は、墓石が何基もあり普通の石を置いただけのものもありました。

祖母が亡くなった時を機に、父が複数あるお墓を寄せ墓といって一つにまとめました。

両親が元気な時はいつも両親がお墓の掃除をしてくれていたのですが、両親が出来なくなってからは私が墓掃除をするようになりました。

墓石は一つになったので墓石を磨くのは楽になりました。

ところが草取りに時間がかかってしまうし、お盆前は一番暑い時期なので、墓掃除も苦になっていました。

それで、今度は亡き父の納骨をする時を機に、石材店さんに相談してみました。

方法はいろいろあるようです。

敷石を敷き詰める。

天然石マットを敷く。

コンクリート打ち。などなど。

敷石を敷き詰めるのは、雑草が生えてくる可能性があるとのこと。

予算的にも、安上がりで雑草が生えないのはコンクリート打ちとの事。

墓地にコンクリートは良くないとは聞きましたが、結局、コンクリート打ちにしてもらいました。

おかげで、草取りの必要がなくなり、断然墓掃除が楽になりました。

墓石の周りや隅に周りの山の樹々から枯れ葉が落ちているので、それをほうきで集めて片付けるだけでよくなりました。

それで、孫達には箒で綺麗に掃いてチリトリに集める作業をしてもらいました。

私は、墓地の周りに少しは草が茂っているので、鎌で刈っていきました。

30分位で、ほぼきれいになりました。


 孫達が8月6日が登校日なので、娘が迎えに来て4日の夜から帰っていきました。(又、すぐにこちらに来るみたいですが💦)

それで5日は一日フリーになったので、もう一度墓掃除をしました。

前回は、墓石の汚れを取っていなかったので、雑巾で綺麗に拭いて磨きました。

墓石の両サイドには、墓標(ご先祖様の名前を表記したもの)と石灯籠いしどうろうがあり、それも綺麗にしていきました。

それから、2か所ある畑も長めの草を抜いていただけだったので耕運機で耕運しました。

これで気になっていたことがすっきりしたので心置きなくお盆が迎えられそうです。

とりあえずは、ホッとしました。


近況ノートに画像あります。

https://kakuyomu.jp/users/cocopin/news/16817139557508667187






  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る