青春短編集
華音 楓
青
あの時僕は何を言えばよかったんだろう
あの時私はどうすればよかったのかな?
僕は君が好きだった
ただ素直になれなかった
私はあなたが好きだったよ?
でも恥ずかしくて何も言えなかった
僕はあの川の堤防で過ごした時間は今も覚えてる
私は今は何も思い出せない
僕は誰かに恋をしたのだろうか
私はきみ以外を好きになったよ
僕に見せてくれた笑顔がとても眩しかった
私は君に何もあげられてないよ
だけど僕は
だから私は
今誰かを好きになっている
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