第73話用意周到な罠

今日は、会計事務所の見学に行った。昨日、下見をしたので、13:30の15分前に施設のインターホンを鳴らした。

対応したのは、50代後半らしい代表であった。施設を案内され、仕事場の風景なぞ見せずに事務所に入る。

そして、代表は開口一番こう抜かした。

「実は、職安とIndeedで募集をかけておりまして、目標人数に達したので、欠員が出ればお電話致しますが」

「もう、来週面接も受けられないんですよね?」

「はい。申し訳ありません」

そこに若い女が隣に座り、

「今の段階では面接はありません」

と、キッパリと言う。

馬鹿代表と、巨乳職員が僕をさっさと追い返した。

所要時間10分。


昨日、下見に行って、午前中膝サポーターを手に入れ、膝に巻いたが激痛が痛いに変わっただけの事で、往復1時間かけて見学に行ったのに、面接を許否されるとは。

だが、僕は諦めない。


月曜日までに、仕事場を探してまた職安に行ってやる。

4時間作業の普通のA型施設でよい。まぁ、2年間くらい通い体力がついたら、フルタイムを狙う。

地下鉄の中間地点の金山駅で、しこたま飲んだが、その話は「障がい者堂便り」にて、詳しく書きます。

右足が痛いよう。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る