第14話 誰ですか
次の朝が来た…。
俺は部屋を出る。
部屋の前に何か、三角形が置かれてる。
「え!なんだこれ?!」
俺は無視することにする。
怖い!
「パンパかーん」
何か音がした。
三角形から、なんか出てきた。
青髪の男性?なんか、サーカス系の服装?
「やあやあ!君は特別チケットを手に入れたよっ」
「何の話だ?」
「遊園地へ行けるチケットだよ。しかも二人チケット!」
「あ?」
「遊園地へ行くのだ」
「おい?俺一緒に行く人いないんだが?」
「え!?」
「君はイナミくんではないのか!?」
「いなみくん?」
「ここに住んでいて彼女ができたと風の噂で聞いていて」
俺は事細かく話す。
「その人は結婚して!出ていったんだってよ!俺に言わすなああ…………うう」
「そっかー。イナミくんが結婚かー。おめでとうだな」
と、消えそうになる。
いやまて!
「遊園地の特別チケットはくれないか!?」
「あ、君誰か行く人が?」
「いねーけど!行きたい!」
遊園地いいな!俺遊園地、一回も行ったことない!
「えー。でもねー」
俺は何とか言う。
「俺、一度も遊園地。夢の国へ行ったことないんだ……そうか、俺は一生夢の国へ行けないんだな……はは、そうか」
青髪の男性は涙を流す。
「そっか……夢の国に行ったことないなんて……そっか!君にはソロ特別チケットを渡そう!」
「俺でも夢の国に行ってもいいのかな…」
「いいに決まってるよ!」
俺は何と遊園地特別チケットを手に入れた。
「夢の国か……………遊園地って、テレビでは見たことあるけど何があるのかな」
俺は初遊園地へ
いいよな!遊園地いったことないし!
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