異世界へ来たようです
裏表白黒
第1話 異世界に行けるようです
「こんにちわ。私の名前はシェリア。あなたは異世界に行きたいと願われましたね」
俺の前にいきなり、赤い髪をなびかせた女性がいた。
背景は黒。くろ!?くらいぞ!?
「あなたの名前は何でしょうか?」
俺は笑って答える。
「俺は七渡(ななわたり)勇太(ゆうた)だ」
女性はニコリとする。
「勇太様ですね。ステキなお名前」
「いやー。えへへへ」
ほめられた。うれしー。
「あなたは、異世界へと行き、何をしたいのですか?」
「もっちろん!よくぞ聞いてくれた!美少女と出会い!そして!冒険をして、美少女とラフラブしたいからだ!」
えっへん!
女性はニコリとする。
「では。あなたは始まりの町へといってらっしゃいませ」
やったあ!
「ま、待ってくれ!どんな場所なんだ!?」
女性は急に冷たい目をする。
「ドコでもいいでしょう?次の人がいるんです」
え?え
「あなた一人に構ってられないのです。では」
うおい!急の変わりよう!?
「何だよその言い方!なんかひどくね!?」
「あなた以外にも多くの方が異世界へと行きたいと言われるのです。ので、いってらっしゃいませ」
俺は急に落ちていく。ハッとする。
「まってくれ!君の名前はあああああ!?」
女性は冷たい目で見下ろしてくる。
「非公開ですので」
こんな感じで始まるのかよおおおおおおお!?
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