一章・マリンレイの森
私はとにかくゲーム開始の地点にいるのだから、ここは私の家ということになる。
家には初期の木製の机などしかないのはすでに確認済みだ。
家の外に一歩出てみるとそこは、庭である。
庭といっても、一面畑だが。
畑にはワカメと昆布が揺れている。
このゲーム、雑草と言えば水草なんだけど、たまにワカメと昆布が揺れている事がある。
しかも、それは食べられるので重宝する。
リアルゲームとかしているので、食べ物がすでにある事に嬉しくもあるが、なんといえばいいのか、ついでとばかりにモズクまではえていた。
食用草としては食べられる部類の草だが、このゲームでモズクはレアだ。
畑にたまになる。
初回で出没するなんて、私は最強の運の持ち主なのだろうか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます