プロローグとエピローグは決まっていて、起承転結の起と結をばっちりつなげる承と転。構成がお見事です。キャラクターも生き生きとして、ミステリとしては異彩を放っていると思います。作者さんの愛がこれでもかと詰まったアオハル……ああ。彼らの青春に幸あれ!