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て、
うまくいく、
うまくいくはずだった。
それなのに、
つぎの日、学校に向かう海沿いの道で、ぼくたちは岩礁に立ちつくし波にもまれる『ヤン』の体操着、と、人の骨らしいもの見つめていた。
遠くからサイレンが聞こえる。それを耳にして顔を上げる。
「いこう」
ぼくは弾かれたみたいにアスファルトをけった。
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