第3話カメラ
撮影会。行ってみたい。という気持ちが湧いてきた。
撮影会について調べてみた。どうやらいくつか撮影会にも種類があるみたい。
・個人撮影会
モデルとカメラマンの1対1の撮影。約50分〜1時間程。撮影会をじっくり楽しみたい方にオススメ!
・団体撮影会
モデルに対してカメラマンが2〜5人程でローテーションで行う撮影会。1人約1分ほどで回していく。約50分〜1時間程。初めての人にはオススメ!
※撮影会には基本一眼レフやデジカメといったカメラが必須!モデルさんによってはスマホ撮影を可能なところもある。
カメラが必須、、、
カメラ持ってないから、ネットで探してみよう。
ネットで探すと、金額に驚いた。
僕の1ヶ月の給料分ぐらいの値段だ。
ここは自分の夢を叶えるためだ。奮発しようと決意。
次の休みの日、電化製品のお店に足を運んだ。自分1人だと不安だからスタッフの人に聞いて情報収集してから決めよう。
カメラにも色々なメーカーがある。
CAMON、MIKON、MONYなど有名メーカーが多い。
色々見ていると、男性スタッフが声を掛けてきた。
「カメラお探しですか?」。メガネをかけた中年くらいの男性だ。名前は高橋さんという分かりやすい名前だ。
「趣味でカメラをやってみようかなと思いまして」。
「そうでしたか!カメラは初めてですか?」高橋さんはテンション上がりぎみで聞いてきた。
「はい。全く触ったことないです。」僕は少しオドオドしながら答える。
「かしこまりました!それでしたら、本体とレンズがセットのこちらオススメです!」
今本体のボディとレンズがセットのレンズキットというのがある。相場は大体10万〜40万くらいとピンからキリまである。
高橋さんがオススメしてくれたのはCAMONのkissシリーズのX90というやつだ。値段は8万ほどで少し安かった。
僕は即決した。これにSDカードやらストラップやらを買ってなんだかんだ9万までいったが、悔いはなかった。
念願のカメラを買い、次は撮影会の予約をする。
橋本智美さんは基本団体撮影会のみで料金は15000円だった。やはり人気グラドルだからか値段もそれなりにする。しかし、夢を叶えるため、僕はすぐ予約した。支払いは当日にするようだ。
さぁ、あとは当日を迎えるだけ。当日までにカメラの練習しておこう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます