スケーターズ・ハイ(上)

小泉藍

第0話 よろしくおねがいいたします

カクヨムユーザーの皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

今回カクヨム様に小説を投稿させていただくにあたって、まず前書きとして述べさせていただきたいこと。



私小泉は2006年のトリノ五輪に感銘を受け、フィギュアスケートの小説を書こうと思いたち、男子シングルに題材をとって原稿用紙300枚ほどの小説を書きました。

そしてさらに改めて女子シングルを題材として、「スケーターズ・オン・ザ・エッジ」という小説を執筆し、2008年1月に、「小泉あいこ」名義で自費出版で発表いたしました。


書籍はamazonなどで販売され、amazonレビューや読書メーター、SNSなどにおいて自費出版としては身に余るほどの好意的な評価をいただき感謝の念は言い尽くせず、この作品を書いてよかったと心から思いました。


それからさらに数年後、ソチ五輪での羽生結弦選手の快挙に心から感動しました。

一念発起し過去に執筆した男子シングル作品を引っ張り出し、大幅に増量して完成させたのがこの「スケーターズ・ハイ」です。


自費出版としての発表から数年が経過した作品ではありますが、加筆修正をいたしましてこのカクヨム様の場をお借りし、両作品ともに改稿版として発表させていただくことを決めました。


SHはSOE以上の長編ですので、分割した章立てもかなりのものになりますことをお断りしておきます。


長い話ではありますが、読了の際には「読んでよかった」と感じていただける内容であると思っています。


基本的にフィギュアスケート男子シングルの話ではありますが、アイスダンスありバレエあり野球あり音楽あり、アメフトや演劇の話も少しだけ……

ジャンルとしても熱血スポ根、恋愛小説、青春残酷物語、そして昔ながらの英雄譚でもあるというカオス。

また話の舞台が2006年から2008年までとかなり昔ですが、執筆に着手したのが2006年だったので……。

本編冒頭の2006年晩秋さえ、着手当時は「未来」だったのです。


かなりの長編なので、上中下の三つに分けさせていただきます。

それでは、よろしくお願いいたします!

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