この商店街には転生人が多すぎる。 転生したら美少女型機械人形でした――

登場人物紹介

登場人物紹介 ルルラリア王国(旧王都)

マコト

　転生したら機械人形少女（マシン・ドール）になってしまった元オトコのコ。中古魔導具ショップ「ハロー☆マジック」のカワイイ系看板娘。

　転生した機械人形が妖精族を限りなく模して造られており、カレンの命令で周りには可憐な妖精族の少女としてあざとく通してる。

　多分登場キャラクターの中でトップクラスの魔法力（まほうちから）をもっている。

　機械人形少女アピールが足りないと焦っている。

ミツキ

　転生者。前世ではマコトのクラスメイトだった。マコトが機械人形少女であることを知っている。

　旧王都の風俗店を仕切る一家の一人娘として転生。ギフト名は情報を自在に扱うことができる能力「インフォマッパー」。マコトが何も考えず魔法をぶっ放すので、自然とナビゲート役をやることが多い。

ケンイチ

　転生者。前世ではマコトのクラスメイトだった。マコトが機械人形少女であることを知っている。

　規模はでかいが新王都での知名度はイマイチの大商会「ゴエモンヤ商会」の跡取り息子として転生した。なぜかお金と縁が切れない少年（クソガキ）。

ローラン

　転生者。前世ではマコトの担任の先生だった。マコトが機械人形少女であることを知っている。カレンと仲がよい。

　少女エルフとして転生し、教会でギフト持ちの少年少女対象のクラスの先生を受け持っている。前世の記憶持ちは教会でこの世界の常識を学ぶのだ。

　ついでに教会騎士団にも所属している。アラサーだが高齢なエルフが多い騎士団では下っ端扱い。本人はまんざらではないらしい。

カレン

　妖精族の少女。中古魔導具ショップ「ハロー☆マジック」のオーナー。マコトが転生した機械人形を作成した。めったに店にいない。

　自称、形而上工学者。

　ローランと仲が良い。

教会長

　街にある大きな教会の代表。筋肉野郎。

　武器としてショットガンに似た魔導具を使用する。

　日々、シスターや修道士、エルフ騎士の様々な要求、予算不足に悩まされている。神は金の前では無力であると日々痛感（神は死んだ）している。

　ちなみに教会には本堂の外に、学校、教会騎士団の宿舎、各種ラボなどが入ってる。

修道士コネリー

　街にある教会に所属している修道士。冒険者ギルドに登録している。自主研究サークル「ブラックマジックナイツ」のOB。

　帝国風焼きソバを作るのが得意。料理は火力。

　老けて見られるのを気にしている。

ノルン・フィード・ストーンブリザード。

　ラノア王立学院魔法工学研究群の二回生。

　自主研究サークル「ブラックマジックナイツ」の部長。日々魔導具の実験と爆発を繰り返している。魔法は使えない。

　国境警備を任とする地方下級貧乏貴族の三男。

　頑張って奇人（マッド）のフリをしようとしているが、本物（副部長）には敵わないと痛感している。

リズ・エアプレイ

　ラノア王立学院魔法工学研究群の二回生。

　自主研究サークル「ブラックマジックナイツ」の副部長。自称、貧乏貴族の三女。魔法は使えない。

　ノルンと同回生だが、彼女は飛び級で学院に入学したので彼よりより年下である。

　貧乏下級貴族を自称しているが、身につけている物の品質の良さや、時あり見せる振る舞いからみてかなりの高位の家の出と思われる。但し、頭がおかしい。