コメント返信「甕に乗った悪役令嬢」

※原文ママ、プライバシー保護のため御芳名略


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2022年5月1日 15:23

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>本当に残酷な話で興奮する。

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状況に対して妥当性を追求していった所、気付いたら主人公が残虐刑に処されていました。

本人には悪いことをしたと思っています。


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2022年5月1日 16:21

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>瓶(変換出なかった…)で飛ばされて追放されてもどこか楽しげに語られていて、まるで船旅を一緒に楽しんでいるかのようでした。そんな前半から一転して後半は惨い追放刑に絶句してしまいましたが、再会できてよかったね…と言っていいのかもわからない。

>なかなか感情が揺さぶられる感じで、とても好きなお話でした。

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主人公の最後の旅にお付き合いいただき、ありがとうございます。

この再会は救いとも言えませんが、短い間でも共感いただけたことは幸いでした。


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2022年5月2日 0:49

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>恐ろしい刑です……。平気な口調の別れが、まさかそんな怖い極刑に臨む状況とは……。

>いつか兄に再び出会うことを求めた気丈なヘレナがいじらしい。後半のルポ調への切替えもとても好きでした!

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常に明るく前向きに余裕を持って、そんな教えを受けて育った兄妹だったのでしょう。

書いた人間が言うのも何ですが、後世でその人柄や心情が記録に残っていないのが残念です。


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2022年5月3日 20:17

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>前半部のヘレナの語りが前向きで清々しくて、アクティビティ的な何かなのでは、とまで思ったのが一転。

>後半の内容に、突き落とされた気分になりました。

>悲劇的で残酷な記録ではありますが、最終的に兄と再会できたヘレナは喜んだんじゃないかなと思います。

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かつて大砲で長距離移動するテレビゲームがありましたが、安全性さえ確保されていれば、甕で打ち上げられるのも楽しめる人はいそうです。

物語は常に読者の解釈こそが正道となりますので、主人公達が再会を喜んだと解釈していただけたこと、大変嬉しく思います。


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2022年5月5日 13:20

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>前半と後半の温度差というか、後半を読んでもう一回前半を読むとぐっと胸が詰まるような思いがしますね。

>タイトルはちょっぴりコミカルな感じだったので、いい意味で期待を裏切られました。

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前半部分の大枠を書いた後、状況に妥当な説明が付くよう残りを書いた所、そんなことになってしまいました。

結果として何か響いていただけたなら、主人公も幾らか報われることでしょう。


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2022年5月7日 18:07

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>タイトルと序盤の印象から、ファンタジーのつもりで読んでいましたが、後半でそれが無理なく現実に結びつくのが見事でした。西の果てと東の果てが繋がっているように、この兄妹が生きた世界と我々が暮らす現実現代も繋がっている。そんなことを考えさせられます。

>ヘレナ視点の部分、どこか割り切ったような淡々とした様子がまたいいですね。たとえ理不尽でも運命として受け入れ、最後には兄を思う純粋な愛が残る。これがまさに、無実の高貴な人という彼らの立場をリアルに示してくれていると思います。

>たったこれだけの字数でこの満足度。素晴らしい! 「熱かった賞」と「切なかった賞」に推します!

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過分な賛辞をありがとうございます。

史実で無念の死を遂げた人々は数多にいるとは思いますが、諦念より受容、依存より愛を感じていただけたなら幸いです。


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2022年5月16日 14:43

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>冒頭、突然甕が飛んでいってたまげました

>笑っていいやつ???いやでも……心がぶん回された気持ちです

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笑ってもいいやつです。

笑ってはいけない小説なんてそう滅多に無いですし。


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2022年5月17日 22:02 編集済

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>これすっごく好きですね…こうきたか、と発想に唸らされました。前半は何のことだろうと思っていたのですが、後半を読んで前半を読み返すとああそういうことかと。

>悲願の再会。哀しくも残酷で切ない物語でした。

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ありがとうございます。

前半を書いている時は、書いている本人も「何だこれ」と思っていたので、大体同じような流れを辿っていただけたようです。


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2022年5月31日 6:53

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>読むほどにぞわり感が増す……淡々とひたひたと。朝に読んで良カタヨー

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夢に出たらシンプルに嫌ですからね……。

甕に乗る側となるにせよ、打ち上げる側となるにせよ。


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2022年6月2日 0:02

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>読後、二百五十年という長い年月を経て侯爵家兄妹の汚名が雪がれた裏にある、何代にも渡って奔走した「関係者」達の忠誠心の深さに思いを馳せました。死ぬ間際まで落ち着き払っていた侯爵令嬢はきっとそれに相応しい人物だったのでしょう。

>「歴史は、それを残したいと尽力する人によって伝えられる」ことを改めて思わされました。

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真実は時の娘とも言うそうですが、誰かが掘り起こさなければ埋まった物は出てこないのですよね。

尽力した人々を労っていただきありがとうございます。


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2022年6月2日 23:04

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>前半のファンタジーな雰囲気から一変、後半の残酷さに胸が痛くなりました。

>思わず読み直してしまいました。

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胸を痛めてしまいましたこと、書いた者としては嬉しいことですが、喜ぶのも何ですね。

ともあれ、何かしら感じていただけたことは幸いでした。


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2022年6月13日 19:36

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>タイトルとのギャップがえっぐい。冒頭で描かれる内容、続いて描かれる真相、それぞれ読者の想定を裏切ることができているのは、タイトルの時点で印象操作しているから。

>「ナイスタイトル賞」に推します。

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タイトルを書いた時点ではこんな展開になると思わなかったので、作者の想定も裏切っています。

やはりネット小説はタイトルが9割……。


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2022年6月14日 0:34

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>タイトルを拝見した時点で、まさかこのような内容だとは思いませんでした。

>このような理不尽な刑に処せられる直前にも関わらず、優雅で毅然とした挨拶を交わしていることから、誇りを大切にしていた兄妹だったんだろうなあ……と想像しました。

>罪のない二人が処刑されたのは悲しいですが、研修していた方々のおかげで二百年以上経ってから罪が注がれたのはせめてもですね……。

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兄は冒頭と、終わりの概説で歴史として語られるだけしか出てこないのですよね。

短いやり取りで人柄や、兄妹の関係性を酌んでいただき幸いでした。


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2022年6月14日 19:33

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>後世になって疑いが晴れたこと、何百年の時を経て兄妹が再会できたことが唯一の救いでしょうか。読み返しましたが、やはり切ないです。

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死後の世界、故人の感傷があるかどうかは別として。

やはり作中の現代にも、2人の再会を喜んでいる人もいるのでしょう。

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