クラスの転校生は占星術師であり厨二病の義妹
露乃琴音
プロローグ
何気ない一日が今日も始まるはずだった。
朝から騒がしい女子達。
クラス内はとある女子をこれでもかと言うほど囲んでいた。
そして俺もまたクラスの男子から囲まれていた。
「おいおい…!義妹がいるなら教えてくれても良かったじゃないか~!」
「なぁ、義妹だからやっぱり一線は越えてるのか!?」
そんなざわめきを余所に囲む男子を退け、教室を出た。
すると俺の背後をとある生徒こと義妹であろう少女がついてきていた。
「我が兄様よ!まさか瘴気に満ちた不滅の谷へ行こうと言うの!?駄目よ!占星術がそちらへ行くなと囁いているわ!」
どうやら有意義な学園生活は崩壊の音を鳴らし始めたようだ。
この厨二病であり占星術師の義妹の手によって。
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