『はるかな、母なる世界に』
やましん(テンパー)
『はるかな、母なる世界に』
『これは、フィクションです。オカルト風・ギャグというあたりです。』
先生
『むかし、むかしのことちゃん。
われわれの、ご先祖様は、ニュー・ちきう、という星に住んでいたそうなや。
その星が、どこにあったのかは、もう、わかりませんなや。
ただ、ご先祖様のご先祖様は、それより、はるかな、はるかなむかしに、ちきう、という小さな星に住んでっいたらしいのですやな。
ちきう、は、そこの太陽が膨れ上がりそうになり、もう、住めなくなって来ていたといわれますなや。
そこで、ある仲間は、太陽から遠い星に移住し、またある仲間は、でっかい宇宙船に乗りましや、新しい住みかを求めて、さんざん宇宙をさ迷った末にや、何世代も後の子孫たちがは、よいうやく、美しい、住みやすそうな星をみつけったのですやなと。なやなややな。
それが、ニュー・ちきう、でしたやな。
言い伝えによればやな、ニュー・ちきう、は、ちきう、よりもちょっと大きな星でなや、ちきうより、酸素がちっっと、濃かったようで、ありやしるやな。
この、さいしの移住のとき、祖先の人たちは、食糧や、友達になれるやな生き物を選んで、いっしょに連れていったそうなやな。
ところが、仲間に選ばれなかった生き物は、怒りましたやなあ。
そして、代表を選んで、こっそっりとや、宇宙船に忍び込み、人にはみつりかなりにくい場所で、ひそかに繁殖しておりましったそうなやな。
もちろん、耐えきれずに、滅亡した種族もありましったそうやななな。
やがて、生き残ったいくつかの種族は、またまた、こっそりとやな、ニューちきう、に降り立ちましったのやな。
やがて、彼らは反乱を起こし、人たちらと、大戦争になりましたそうなやな。やなやな。
それは、どちらがわも、滅亡しかねない戦いになりましったとやな。
そこで、一部は、ニューちきう、は諦めて、さらに、新しい住みかを探しって旅に出たのですやな。
またまたまた、長い長い旅の末に、やっとたどり着いたっのが、いまの、我々の住みます、ここだったと、いうわけっですやなやな。しかし、この星には、すでに、たくさんの生物がっ、あったやな。と、言われてましやな。』
生徒
『ふわ〰️〰️ん、それ、ほんとっすやな。』
先生
『ぱってんとろりん、ごきごき、むかしばなしったやな。』
・・・・・・・・・・・・・
弟子
『先生、こ、これは、なんでしょうか。』
教授
『はて。冗談かな。誰かが、先に、この遺跡地域に入っていたか。』
弟子
『しかし、そのような痕跡はありません。後から堀込める場所でないすよ。地層からすると、カンブリア紀からオルドビス紀の変わり目あたりかと。』
教授
『わかっておりますぞな。問題は、ここが、地球の南極でありまして、なんで、こんな、読める文書があり、しかも、ちゃんと残ってるかですぞな、よ。』
弟子
『温暖化のせいで、扉が現れたけど、先生、しかし、これは、もう、ノータラン賞間違いないですね。』
教授
『そうだね。もう少し早ければ、よかったぞな。人類は、南極以外は滅亡ぜよ。まてまて、この下に、宇宙船があるかも。掘ろう、もっと。』
このあと、さらに画期的な発見が相次いだのです。
しかし、なぞは深く、生き残りの人類は、ひたすら、戸惑うばかりでありました。
西暦2022年に始まった戦争は、まさに、思わぬ方向に、さ迷い出しましたのであります。
🐈マサカニャン、ソコマデハ?
『はるかな、母なる世界に』 やましん(テンパー) @yamashin-2
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