　きみはパーティメンバーとして、ギステルドに加え、ジョーとタラサを加えることにした。

「全力で、みなさんを守ります。任せてください！」

　ゴンッと、ジョーは拳で鎧の胸を叩く。重々しい音を聞くと、確かに守りは堅（かた）そうだ。

「うふふ。前衛に厚みがあると、魔法使いとしてはありがたいわね」

「そうだな。攻撃と探（たん）索（さく）はオレ、守りと回復はジョー、魔法と知識はタラサ。バランスのいい組み合わせだ。おまえさんがどんな冒険者を目指すにしても、過不足あるまい」

　タラサは微笑（ほほえ）み、ギステルドも納得したように頷（うなず）く。

「冒険者パーティに必要なのは、どんな状（じよう）況（きよう）にも対応できるバランスと適応力。それに、仲間同士を信じる信（しん）頼（らい）感だ。よろしく頼むぞ、新入り」

　ドワーフの戦士は、きみの手をしっかりと握る。その手に、ジョーとタラサも手を重ねた。

　こうして、きみのパーティは結成されたのだった。

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