第7話 怒り狂う男

ルーク、マイ、ユキ、シャインが勇者パーティから抜けてから約1年、シンは新たなパーティと共に魔王を倒す旅に出ていた...........しかし


シン「くそ!どいつもこいつも使えねぇぜ!!」ガンッ


そう言って既に事切れている"元"仲間を蹴っている、勇者シンは粗暴の悪さが酷く、マイ達がご機嫌取りをしないと一般市民にさえ手を出す正真正銘の屑だった。


その為彼のストレス発散のルーク、マイ達のご機嫌取りが無くなった今歯止めが効かなくなり、勇者という名目のもとやりたい放題だった。


そんな情報を耳にした各国の国王達は頭を悩ませていた、彼の酷いところは女好きの所もある、酒、女、金、これが彼の全てであり、それ以外はこの3つを得る為の手段でしかない、そのせいでもし彼が魔王を倒して、自分達の国に行き自身の娘に


シン「この女を寄越せ」


と一言言われたら差し出すしかないのだ、抵抗は勿論するだろう、しかし彼の機嫌を取りながらやんわり断るのは至難の業で、少しでも機嫌を悪くし暴れ出したら、その国は滅びる。


その為のルーク達がパーティを抜けた事を知ると各国は彼を影を教育でき、尚且つ戦える者達を送り彼の育成もとい教育をしていくのだが


シン「女以外受け付けない」


との事で女性だけになり、更に仲間になった女性達に


シン「逆らったら殺す」


と脅し国王達にバラした奴を半殺しにし、逆らえないようにして犯していた

彼女達の気持ちなどお構いなしに生でやり、婚約者、彼氏がいたとしても関係なくヤり、酷い時には妊娠もさせていた、しかも婚約者の目の前で犯した女性がだ


それでも婚約者が君の事を心から愛していると言うのでシンが


シン「気持ち悪る」


と一言切り捨て、そのショックで女性も精神崩壊を起こし、今はあの世の婚約者の元へ向かっている


ルーク達もまさかここまで酷いとは夢にも思わなかっただろう、しかし彼女達が早くパーティを抜けなかったら同じ運命を辿っていたかもしれないのだ。


話は戻り、勇者シンはこの1年で約50人の女性を犯して、そのうち20人が既にこの世を去っている。


そして今新しく結成されたパーティが全滅した


それもそのはず、昨夜にあれ程まで激しく犯していれば、まともに動けるはずがない、それなのに彼は仲間を盾にして戦っている為、彼女達は皆死んでしまったのだ、その事に関して彼は悪びれるつもりもなく、寧ろ自分の足でまといだったとして酷い扱いをしていた。


この事もあり各国の国王達はシンの粗暴の悪さの改善を諦めかけていた


そんな事も梅雨知らずにシンは逃げていったルーク達に激しく怒りを覚えていた。


シン「あの無能、俺様の女をたぶらかして、逃げやがって!お陰でこんな道具でしか楽しめねぇじゃねぇか!」


そう言ってまた死体を蹴る


シン「ああ!イライラするぜ.......これもそれも全部あの無能のせいだ!」


自分の粗暴の悪さが所為が原因だが、彼にとっては、自分こそが正義、自分こそが世界のルールだと本気で思っている、その為、それに逆らい、自分の女を奪って逃げた彼をひどく憎んでいた。


シン「彼奴を殺したい!でも..........奴は一体何処にいる..........」


仲間の死体を放置してその場から離れる、そして勇者がいなくなった後、周りにいた魔物が一斉彼女達の元へ行き、食べ始めた


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とある町の宿に着き、金を払へと言ってきた亭主を半殺しにし、その妻を犯しながら、ルーク達を探す手段を考えていた。


シン「くそ!どうやったら意味彼奴を殺せるんだ!」


怒り任せて乱暴に腰を振りながら、犯す

犯されている彼女は涙を流しながら耐えていた、そうしなければ自分の亭主が殺されてしまうと直感がそう告げたからだ。


何時間だったのだのだろうか?休む事なくずっと犯し続けて、彼女が気絶し動かなくなったらベットから投げ捨てて、案を考える


そして彼は妙案が浮かんだ、クフフフフとニヤつき彼は気絶した女性を亭主の所に投げてギルドに行く


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ギルドに着くとそこには大勢の人達がいた

シンは並んでいた人達のことなどお構いなしに抜かし、1番前へ行った


冒険者「おい!おまえ!並んでんだから後ろに並べよ!」


勿論不満を持つ者達もいる.......しかし


シン「うるせぇなぁ!塵ガァ!!!」バキッ


冒険者「ウグッ!?」


なんの躊躇もなく冒険者の顔を殴る


冒険者「このやろ!」


冒険者もいきなりやられた事に腹が立ち、反撃しようとするが


冒険者2「おい!やめろ!」


仲間の冒険者に止められる、そんな事をされて納得できるはずもなく


冒険者「なんでだよ!俺達が先に並んでたんだぞ!」


冒険者2「相手は勇者だぞ!?場を弁えろ!」


その言葉に周りがどよつく、どうやらこの町は勇者の顔をあまり知らないようだ。


シン「おい、お前」


冒険者2「はい、なんd........グフッ!?」バキッ


呼ばれて振り向くといきなり殴られる

その後も何度も蹴られて、唾を吐きかける


シン「勇者"様"だ呼び捨てにするな屑が」


そう言って倒れた冒険者を蹴飛ばして受付に行く周りの人達はあまりの素行の悪さに怒りを覚えるが、二の舞になるのが怖くて倒れた冒険者を介抱だけで精一杯だった。


シン「おい、女」


シンは受付まで行き男の所ではなく女の所に行き、机をばん!と叩いて話しかける


受付嬢「はい!な....何でしょうか?」


シン「水晶を出せ、国王と話す」


受付嬢はおどおどしながら話すが、それを無視して、本題の物を出すように言う


受付嬢「え.....いや.....それは.......」


しかしそれは許可がなければ出せれない物だ、その場合はギルド長に相談しないといけないのだが.....


シン「さっさとしろ!殺すぞ!」


受付嬢「は.....はい!わかりました!」ダッ


このままだと先程の冒険者と同じ運命を辿る事になる、そう実感した受付嬢は急いで取りに行った


勿論ギルド長には何をやっているだ!と怒られたが


受付嬢「勇者が来たんです!」


と叫ぶと


ギルド長「..........わかった、もう1つの予備から国王様に連絡しておく」


流石はギルド長、この一瞬の事で大体は理解したのだろう、受付嬢が勇者に渡す前に急いで連絡し、国王にも理解してもらった。


受付嬢「すいません!お待たせしました!」


シン「遅ぇよ!もっと早くしろ!」


受付嬢「すいませんでした!」


これでも十分早い方だ、それでも彼はとてもイライラしていた。


しかし機嫌を逆撫でするわけにはいかず、とりあえず謝り、すぐに渡す、言い訳していたら更に怒るからだ。


奪い取るように受け取り、すぐに国王に連絡する


国王もギルド長のお陰で間に合いすぐに話す事が出来た。


国王「どうしたんだ?勇者シンよ?」


シン「国王、ちょっと探して欲しい奴らがいるから探してくれ、名前は男は忘れたが無能な人間だ、後はマイ、ユキ、シャインの女3人だ」


国王「え?どう言うk...........」


シン「見つけたら俺に連絡しろ」


そう言って一歩的に切る


シン「んじゃ、これは貰って行くから」


受付嬢「!?ちょっとこm...............」


水晶を当たり前かのように持っていこうもするので、返して貰おうとするが


シン「ああ?なんか文句でもあるんか?」


受付嬢「なんでも.......ありません」


シン「だったら話しかけてくんな」


そう言ってシンはその場から去る、その顔はとてもニヤついており、周りを恐怖させる程だった


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題名と違う話になりそうなので、次からは第二部としてスタートします。


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