『あらら、ナビさんてば！ここ囲まれてるジャン。知ってるならさっ、教えてよ～！』

《まぁ………そうなんですけどね？　面倒だったので……》

　久々に出ました！ナビの"面倒"が（笑）

　まあいっか。

　じゃ、結界解除と布取って瞬間移動で部屋に戻るか。よし！戻る。（シュッ）

　庭の結界が一瞬に解除され、後には何も残らず誰も居なかった。ってね。ハハハ。

『ナビさん、楽だねぇ～苦労せずに部屋に戻って来れたよ』

《呑気過ぎです》

　そんな話しをしてたら、久々にナビとは違う声でレベルアップのお知らせが届く。

　おお久し振り過ぎて忘れてました俺。

　おや、料理のレベルが上がりましたよ。

　あと、話術、詐欺師（失礼だな、俺程善良な男は居ないぞ）、交渉術を、覚えたらしい。

（ふぅ～ん。まっ放っとこ！）

　それより俺は、腹ペコです。

「腹ペコです！何か食べよう」

　独り言を言いながらさっき作った、サンドウィッチとエビフライが食べたいので、アイテムボックスから出した。

　飲み物は水と、コーラで良いかな。

　机に食べるだけを出して、両手を合わせて「いただきます」サンドウィッチを一噛み……ムグムグ……モグ…ごッくん。

「うん、美味い！」

　で、コーラで口の中をさっぱりさせる。

　パクパクと食べ進め、楽しい食事をしていると。

《主、邪魔物が来ますよ》

　三切目のサンドウィッチをかじってると、ナビから知らせが入る。

『ええっ！　また、面倒なのが来たの？』

《そうですよ》

　そうかぁ～せっかくの、楽しいモグモグタイム終了です。

￣￣￣￣￣￣￣￣￣

エビフライが食べたく成りました。

今夜作るかな？

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