第16話 そうと決まれば静かに脱出!
そうと決まれば、ここから出るか。
そうだよな!何も律儀にここに要る必要も無いしな。
なんかもう冒険者登録面倒だから、違う方法で身分証作れるか誰かに聴いた方が早いかな。
それはそれで面倒に成るかな…。
なんでこんなに面倒なんだ?たかだか冒険者登録したいだけだぞ?俺は!
に、してもここで声掛けると益々面倒そうだからこのままそぉ~と、隠密魔法で気配消して部屋を脱出。
音立てるなよオレ!ドアまで後少し…。
良し!ドアノブに手を掛けて………部屋から脱出成功!
廊下を出て小さくガッポーズ。
音立てないように、階段を降りて受けカウンタを見ると受付嬢の前には誰も居なかったので声を掛けてみる。
「あの…」
「あら?ギルマスとお話終わったの?」
と、お姉さん…。
「ええ、なんか?サブマスさんと話があるからと言って、部屋から出されたちゃいました。ハハ」
「あら、そうなの?」
「なので、改めてまた来ますね?ギルドマスターさんと、サブマスタ-さんに達に宜しくお伝え下さい」ペコリと頭を下げた。
悪い人達はでは無さそうだ、けど面倒そう。
でも、まあ突然怒鳴ったりはされてないから…うん!また来よう。
「分かったわ、ギルマスにそう伝えておくわ」
と、ウインクされたけど…。ゾゾっと一瞬寒気がする。
何だ?と周りを見たら、フロアに居た冒険者の男達がオレを睨んでいた。
厄介だな、面倒に成る前にそそくさと受付嬢に挨拶してギルドを出た。
てか、素顔見せてねぇ~(笑)
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