第52話 リアとの一日

「…………」


生中継でリアがカタナ1本で無双する姿を木原と降谷、そして俺達3人で眺めていた。

お手並みは見事なもので見事に相手の重心を崩しながら敵の急所クリティカルポイントを斬っているか突いてる。

その戦い方まさに鬼神が如くだ。


「凄いですね……」

「ああ、どうやらロンリーとリアはレヴィさんから剣術を習ったそうだ……強くて当たり前だろう?」

「へぇー、見た感じSGIとDEX全振りって感じだね」


そして感心してると、半日かけてリアはランク3となった。


△▽△▽△▽△▽


「ふぅー、流石に疲れました……」

「ご苦労だなリア。でも、これでチームが組めるぞ」

「イエス!!赤星の力になりますよ?」


俺はリアにスポーツドリンクを渡すとリアは「サンクス」と言うとゴクゴクと飲み始めた。


「んー、ベリーヤミィー」

「リアちゃんあんまり英語使わないようにね?バレちゃうよ?」

「…………分かりました」


降谷が注意すると、急に視線を冷たくして無表情になりながら棒読みで言う。


「赤星くん。何とかしてよー!!」

「知るか!!」


降谷が半泣きになりながらこちらにすり寄ってくる。

正直に言うとウザイ。


「そんなこと言わずにさー」

「離れろ!!暑苦しい!?」

「おー、リアもくっつきます!!」


すると、リアまでもがくっつき始める。

更に身動きが取りづらくなった。


「えーと、赤星さん大丈夫?」


と言いながら木原が剥がしてくれた今日この頃である。

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