第10話 生きてきた過去ってなんだろうか

なつかしむとかじゃない

いつしか競争や家族、見栄や誇りを意識する

年寄りになり、それは生きてきた証しなんぞ言うのか


個は、いつの時代も岐路に迫れて、理由や勘で選ぶ

しっかりとした計画を立てて進むヒトもいる

ただ、100%計画通りに進む人生は、まずない


と、待ってくれ

毎度、どの立場で詩を語っているねんと思われるか

誤解は、毎度しないでくれ

たて社会がある、この国に

言い訳を詩にできる、自由度がある

どの立場でもかまわない

われわれ個が、集に!や?を伝えているだけだ

加齢で記憶があいまいになるにつれ、

過去の事なんて、その時は強烈でも

記憶が風化していく


生きてきたのは、今があるからだ

過去は、時が過ぎ去っただけだ

1秒ごとに意味があると、濃い人生と言うが

そんな人生は、まれだ

ほぼ、意味もない時間が大半だ

それが人生と言うことだろう

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個と集 パパシモン @papashimon

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