個と集
パパシモン
第1話 選挙
大多数となると状況がかわる
これが個にとっては、面倒くさい
ゲームや漫画のドラマチック性やド短期解決を狙っているのだろう
社会でも物事の解決は、なるべくスムーズに済ませたい
それは、次々と問題が起こるからだ
問題を起こしているのは、そもそも何だ?
個の思いを解決すべく組織という集団がある
同じ方向性を確認しつつ方向性に幅を保ち、多少の考えに理解を持つ
今時の個は、組織に頼らず唯我独尊という考えで組織に対抗しようとする
だが、個であるゆえに組織の圧倒的迫力が欠ける
大衆は、その個に揺れはするが、行動するのは今一つ足りない
それは、言うことのリアリティーがないということ
魔法のような言葉で現実を見せてくれる、なんともファンタスティックさがない
夢見る少年少女がそのまま大人になった現代日本は、選挙に頼らず
今、生きている今の時が連続的に過ごしてくれたらいい
変えるのなら一気に変えてくれたらいい
組織のしがらみ議員と手続きに面倒なプロセスに、熱気を失う、冷めた大衆
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