7アンジュ驚愕事実を知ることになる
お茶会らしいお茶会にまともに参加できずにあっと合う間にエトワール邸に戻ってきた。エドワード殿下がどうしても隊って手土産としてお菓子をたくさんこしてくれた。
「アンジュ茶会はどうだったの?」
「お茶会きちんと参加したかったです。お友達欲しかったかったです。あのボンクラ息子のせいで・・・」
「ですが、僕たでよければいつも側にいますよアンジュ様」
「はい、私で良ければ爵位は下であれご協力いたしますよ
」
「ありがとうロイド君ルシアちゃん三人で仲良く王立学園目指そうね!」
「学園はよろしいですが、またあのドラシュ侯爵が出てくるのではないでしょうか?」
「あーあのぼんくら息子?今度なにか言ってきたらたら私がなんとかする!そこはまかせて!」
「「そこはエドワード殿下に頼るべきかと・・・」」
二人が呆れながら口を揃えて言ってくる
「そう言えば、お茶会で何があったのか母も聞きましたよ?」
ニコニコと私の頭を撫でてくれる優しい母様
「お母様」
「頑張りましたねアンジュ」
これは泣きたくなってる・・・
「アンジュなぜかあなたを見てるとローザ義理姉様を思い出すわ」
「ローザさまですか?」
「そう星がたくさん降る夜こつ然と消えてしまったローザ義理姉様・・・」
「・・・」
「この間のような星がたくさん降った夜に消えてしまったの今頃どこにいるのかしらね」
「もしかしてローザエトワールという名前ですか?」あらあらまぁまぁ・・・そうなのよ」
「黒い髪に薄い青い瞳のりんとした感じの・・」
「まるでみてきたみたいね」
だってわたしとはーちゃんの御祖母ちゃんだ!ちいさいながらに国の名前を聞いてもわからなかったからふーんで終わってたし、じゃあわたしとはーちゃんちゃんは
異世界人の血を引いてたんだ・・・散々私とはーちゃんはばぁちゃんにしごかれてた私の剣道もばあちゃんの影響だし私とはーちゃんがこっちに来る意味がちゃんとあったんだ。…はーちゃんこれ知ってたかな・ようやく屋敷の前に到着したタイミングで全員馬車から降り屋敷に戻るタイミンで待ってましたと言わんばかりにいつものようにでてくるはーちゃん『やっほーねーちゃん家に着いたか』
「!?は~ちゃん!」
「初代様!」
「はーちゃん来すぎ!」
『だって半年ぶりの再会なんだぜ!』
「はーちゃん、私達達の御祖母ちゃんの名前って覚えてる?」
『ローザエトワール現エトワール公の姉ぎみで俺達の御祖母
・・・そっか、神様に聞いてみる』
『神様ーみてるっしょ?』
『なんじゃいやぶからぼうに・・・はっ和紙ととをジロジロ見るでない!恥ずかしいわい!』
何言ってるのよ?と思わずツッコミを入れるとこだった危ない危ない・・・
以前『以前に地球の神様に1人引っこ抜かれたってぼやいてなかった?』
『あーあったのぅこちら側と地球の均衡保つのにホイホイやられたらたまったものじゃないのに』
『俺達のばぁちゃんがここの家の拔かれたって言ってたある人で!』
『何じゃ地球で過ごしていたんかい時間枠が違うから発狂しなければよかったのぉ』
『地球の時間はこちらの世界の数千倍一気に老けてしまいかねんよ』
『ふーんだからじいちゃんずっと事あるごとに美人だっつってかてたのかよ』
「あ、あの初代様?・・話が全くわからないのですが?」
そうだった母様達がまだ居たんだった!
「あながちお母様が想っていらっしゃる方と私が似ているのは間違ってないですよ?」
「ローザエトワールは前世の祖母の名前です。いつもリンとしていれば誰にも引けを取らないって教わってきましたから」
「ちゃんとエトワールの血を引いてるってことで良いのかしら?」
「そうなりますね・・・」
きっとなにか思うことがあったのだろうずっと優しく接してくれていた母様から涙が溢れてきている。そっと母様のそばによる父様
にも涙が浮かんでいた。
よほど探していたんだろう・・・私と同じように前日まで何時もと変わらずいた人が突然いなくなる気持ちは私にはわかりすがるほ程の、辛い日々を送っていたのだろう
何気に言ったお母様の一言でこんな大切なことが発覚するなんて・・・世間は狭いねワールドワイドなのに。
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