群青のマイペースな日記

新キャラの話と、「たかいろ」を書き始めた理由

　初めての日記ですが、ご報告。

　まだ名前は言えませんが、「小鳥遊さんの頭の中は色だらけ」 (以下、たかいろ) に新キャラが二人居ます。早速動いてくれるかと思いきや、一人は固まってしまいました。まだ、がやがやしてる常盤くんたちに慣れないようです。そのせいか、あまり「こうしたい」「こんなこと言いたい」等言ってくれません。もう一人の子は積極的に言ってくれます。

　新キャラのうち一人が常盤くんと名字やら色やら似すぎていて、作者でも間違えます。常盤くんを呼ぼうとしたら、新キャラの方を呼んでしまったり。毎度ごめんねと言いつつ書いています。

　二人は特殊なキャラですが、これが特殊ではないと言われる世の中になることを祈るばかり。

　「たかいろ」を書き始めた理由は、こんな人がいるんだということを、少しでも色んな人に知ってもらいたかったから。現代に溢れる問題は、目を背けがち、もしくは目にも留まりません。そんな氷山の一角を、私は小説として書いて伝えたいと思ったのです。

　小鳥遊さんを含め、登場人物は皆何かしら問題を抱えています。家族のことだったり、個人のことだったり。

　あ、この人、自分に似てる、という人は自分に重ねて読んでみてください。きっと、登場人物（みんな）が一歩踏み出す勇気を与えてくれます。

　むしろ似てない、何それ？　と思った人は、調べながら読んでみてください。差別の気持ちを持つ人もいるかもしれません。けれど、「あ、こんな人もいるんだな」ぐらいに思ってくれればそれで十分です。知っているのと知らないのではかなり違います。小さな発見を、この小説で得てほしいです。

　常盤くんは、登場人物の皆にとって、影のヒーローです。人見知りの壁を乗り越えて常盤くんが発する一言は、個人的な意見かもしれないし、客観的な意見かもしれません。けれど、そのちょっとした一言が、登場人物に勇気と少しの幸せを与えてくれます。

　その常盤くんの知識と勇気を、読者の皆さんにお裾分けしたいのです。小難しい説明文を読むより、小説で登場人物と絡ませて描いたほうが色んな人にも分かりやすいかと思って。

　日記にしては、だいぶ小説の話でしたが、今日はここら辺で失礼いたします。皆さんに「たかいろ」で推しキャラが出来ますように。そして、少しでも「たかいろ」を読んで、皆さんが元気になれれば幸いです。