第14話 3日目の朝



その夜、家のベットで眠ると




お婆さんの宿で目が覚める。


3回目となると違和感が無い。

ヨロは、枕元で尻尾を振って居る。


あっちの女子の部屋で寝ていたはずだが、転送されてきたんだろうか?



朝の空気は少し肌寒くて気持ちいい。



朝の散歩に行こうと廊下を歩いていると、客室のドアが少し開いて、あの女子がこっちを覗いている。



その眼は、とても不機嫌そうで怖い・・・



ちょいちょいと手を振る彼女



お呼び出し、こっちに来いという事だろうか・・・



扉の前まで呼ばれた所で、



彼女は悩む。



このまま、男を部屋に連れ込むのもなぁと



彼女が悩む間、沈黙が続く。




「・・・」




「朝食ができたぞ」



そうこうしているうちに、

下から、お婆さんの声が聞こえてきた。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る