おてんきおねーちゃん
最近は雨が降ったり降らなかったりでお空が忙しく、親の畑仕事も色々と影響を受けています。自分も外に出られる時は出て家庭菜園の手伝いをやってるんですが……まあ、できていない日の方が多く。本当はもうちょっと手伝えるようになりたい。
最近は午前4時を過ぎても眠気が来ないことが多いです。
ベッド自体には1時過ぎには入ってるんですけど、何もしてなくとも頭が爆速回転する気質のせいで、寝る間際に色々なことを考えてしまうんですね。それが楽しいことだったら良いんですが、ネガティブに振り切れてしまったら、それを忘れるためにYoutubeでお気に入りの実況動画チャンネルを見て……
……もんもんもんもんもん。
ぽんっ。
「おてんきおねーちゃんです!」
「わっ!? おてんきおねーちゃんだ!」
夢の中で現れたのは、なにやら神々しい雰囲気の衣を纏ったおねーちゃん。普段よりも威厳たっぷりで、ちょっとばかりエッヘンと胸を張っている……
「あしたのおてんきを決めます! なにがいいですか!」
「えっ……じゃあ、最近あついので、気温下げてくださると……」
「ふむふむ、ようくわかりました。おてんきおねーちゃんに任せて! あと、冷凍庫の中のアイス補充しておいて!」
ぽんっ。
おてんきおねーちゃんは消えていった……
そしてある日――
北日本に大きな雨雲がかかり、とんでもない量の雨が降ってきました……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます