東京都サモナーズ

第8話 彷徨える暴君一味に対した追っ手部隊

　６人は地下鉄を過ごし、歌舞伎町に来ていた。

　信一の流派の系統は代々に地域を守るサモナー、また裏社会の闇医師を担い、この為に歌舞伎町のヤクザに話を聞けた。

　ヤクザ

　「南川さんの息子さんが、１６歳、へー、小さい子供も女使いになるですね、懐かしいや」

　信一

　「はい」

　ヤクザ

　「そうですね、実は彷徨える暴君一味に対した追っ手部隊が関係先から放たれたらしく」

　信一

　「それはまた」

　ヤクザ

　「まあ厳しいも、彷徨える暴君一味は、裏武器商人と癒着した特殊な耐性獣を販売する、有名な生物兵器商人なんです」

　信一

　「資料にない分野ですね」

　ヤクザ

　「まあ、ヤクザも買った側がいまして」

　信一

　「高かったのでは？」

　ヤクザ

　「ええ、ですが、質が良い」

　信一

　「氷結範囲に対した疾走可能、余程の耐性獣と睨みましてね」

　ヤクザ

　「成る程、壁代わりの氷結範囲に対した疾走、成る程、実は彷徨える暴君一味からとある計画があったんです、吸血鬼部隊の誕生計画です」

　信一

　「成る程、山田一族の開祖が売ったリッチー復活部隊並みですね」

　ヤクザ

　「ええ、計画はある意味に成功したらしいも、値段が高く、生産はお流れに」

　信一

　「成る程」

　ヤクザ

　「最近はバリア兵器研究と試作品の販売、しかも耐性獣販売も好調で」

　信一

　「景気が良い」

　ヤクザ

　「ええ、しょば代回収のヤクザも、挨拶代わりに高級日本酒を」

　信一

　「いいですな」

　ヤクザ

　「商いが上手いと評判でもあり、実は在日米軍の極秘部隊経由にペンタゴンの極秘生物兵器計画に技術提供を二回」

　盲点だったアメリカの影。

　ヤクザ

　「しかも、中国マフィア、ロシアマフィアも噛んだらしく」

　信一

　「ずいぶんと国際的ですね」

　ヤクザ

　「ええ、オホーツクの裏工場に、大型耐性獣も販売してるらしく」

　信一

　「どうも立派な商いの方ですね、表向きは言えませんが」

　ヤクザ

　「ええ、そして兵隊の指揮官の幹部が切れ者ですよ」

　信一

　「巨漢ですか？」

　ヤクザ

　「やりあいましたか、ええ、あだ名は太っちょ、頭がいい、またライトマシンガンの腕がいい、部下達に真面目、なので部下達に慕われた側です」

　信一

　「成る程、どうもオホーツクにとぶしかないようですね」

　ヤクザ

　「ですね、ロシアマフィアによろしく」

　オホーツクに羽田から飛ぶ、直通の後にオホーツクのロシアマフィアに話を聞き、このロシアマフィアは裏話にKGBと語り、中国マフィア、アメリカマフィア、ロシアマフィアも雇った大規模とあかし、今は退却を勧めた。

　関係先の追っ手部隊に接触、このオホーツクの大規模組織に、この一斉に襲撃が組まれた。

　この一斉に陽動はネクロマンサー懲罰部隊。

　スケルトンとゴースト部隊を前に前進、兵隊達が射撃、この他に異界研究者懲罰部隊が迫撃砲に攻撃。

　魔力関係者懲罰部隊、対彷徨える暴君一味部隊は隠密に移動、この先頭を歩く信一、この警備係を密かに始末、二刀流が二人を減らし、散弾が三人を始末。

　隠密に移動、この金庫に近づく。

　太っちょ

　「急げ、懲罰部隊が一斉だ、他も来るぞ」

　他に異界研究者崩れ、特殊部隊崩れ、魔力関係者崩れを従えたネクロマンサー崩れ。

　信一

　「いた、見つけた、元気だったか」

　現れた信一に部下達が即応射撃、だが弾丸はぱらぱらと落ちた。

　太っちょ

　「ちっ、バズーカだやれ」

　構えたロケット、この方向に散弾の連射、撃ち落とした形。

　ネクロマンサー崩れ

　「接近戦に二刀流、離れて散弾の連射、どうすっかな」

　太っちょ

　「ボス達はヘリに、親衛隊は案内しろ、他は足止めだ」

　信一の出した三体、この一斉に氷結範囲の特大を連発、信一の切り札の轟雷を放つ。

　バリア兵器が緩和、この舌打ちの男使い女子高生。

　凱

　「業炎」

　切り札の業炎、このバリア兵器が緩和。

　シスター

　「あらら」

　このロケットを構えた兵隊、機関銃の兵隊、アサルトライフルの兵隊、また珍しい火炎放射機を構えた兵隊が足止め。

　この攻防戦に耐性獣部隊が走る、また最後列に大型耐性獣部隊が走る。

　氷結範囲壁の特大の嵐、この壁を破壊して疾走。

　散弾の連射、この弾幕に耐性獣部隊が壊滅、また大型耐性獣部隊が迂回。

　信一

　「一軸！」

　走る巨人隊、この大盾のぶちかましに吹き飛ぶ大型耐性獣部隊の先頭。

　魔力関係者懲罰部隊頭

　「斎藤一機、重罪と脱走の罪に粛清する」

　魔封じを放つ、このバリア兵器が即応に防御、この後に兵隊を下がらせた太っちょがライトマシンガン二丁に足止め、この大型耐性獣部隊は散開、獣とパワーが即応に防御。

　兵隊が煙幕以下を投擲、太っちょは走る。

　信一

　「くそ、強いぜ」

　取り逃がした二度目、この追うも、壁が降りた後。

　失敗の連絡、反省会、対彷徨える暴君一味部隊はバリア兵器が困った、魔力関係者懲罰部隊はバリア兵器が困った、ネクロマンサー懲罰部隊は車両兵器が困った、異界研究者懲罰部隊は車両兵器が困った。

　帰還した後、また探して一斉に襲撃、この幹部の太っちょが切れた。

　トルコのアジトの後、日本の拠点に反省会。

　探した南米のアジトの襲撃、この新入りの幹部と傭兵部隊の足止めを食らい、また逃がした。

　反省会、この料理は女所帯が出した。

　政府に直訴、召喚従者は４体に規制緩和。

　再調整も進ませ、この後に彷徨える暴君一味の追跡、このアメリカのニューヨーク市内に見つけた太っちょの影。

　このニューヨークに飛んだ後、追跡、この見つけたホテルのパーティーに彷徨える暴君一味が参加。

　信一

　「見つけた、パーティーに参加中だ、笑えない」

　司

　「信くん、彷徨える暴君一味のパーティー？」

　信一

　「それがな、一応はチャリティーだ、だが名簿にない不特定多数が参加、また警備にアサルトライフル、他に最上階にヘリコプターが４機」

　男使い女子高生

　「得意の裏社会はどうしたのよ」　

　信一

　「それがな、東のマフィアに知り合いがいない」

　監視カメラの後に襲撃、この全員が参加者に扮した形。

　信一

　「上手く入れた、流石はサキュバス」

　男の扱いは抜群、この彷徨える暴君一味に接近、この彷徨える暴君一味の特殊部隊崩れが臭いをかぎ分けた。

　特殊部隊崩れ

　「この香水、対彷徨える暴君一味部隊のあのシスターが使うヨーロッパシャネルモデル」

　バレた後、隠した武器を取り出した。

　主催者

　「これはこれは」

　召喚、現れた異形の巨躯、４本の腕に刀剣、２本の足に具足。

　信一

　「ちっ、アメリカの黒の系統、デーモンサモナーだ、黒魔術師だ」

　氷結単体特大が集中、魔力関係者懲罰部隊が魔封じ、参加者はパニック。

　主催者

　「カネバラン家のパーティーを襲うとは、いささかマナーがなってない」

　信一

　「黒魔術師が偉そうに」

　主催者

　「かもしれないが、貴様達はここでしね」

　交戦の中、ニューヨーク市警が拡声器に説明、このカネバラン家経由にペンタゴン預かりになった彷徨える暴君一味は、この任務はペンタゴンが停止に決めた形。

　信一

　「わかった、全員、戦いを停めろ、黒魔術師」

　主催者

　「わかりました」

　帰る部隊群、報告の後、通常の日常、この学校に登校、礼拝所に入り仕事。

　旧対彷徨える暴君一味部隊の６人はスマホに連絡を取りあい、土に再会。

　司

　「信くんだ！」

　信一

　「久しぶり」

　凱

　「くそ、飯がつく女使いがけしからん」

　男使い女子高生

　「男共は働かない」

　シスター

　「結構な後ですね」

　一軸

　「今は平和だな」

　今は４体召喚可能に規制緩和、この為に神条信一のサキュバス、クレオパトラ、イシュタルの三体に追加したリャナンシーが歩く。

　再会はレストラン、この他にカラオケ、また映画館、また買い物、他に次の予定。

　この７月の２０日、夜魔リリムの予兆を把握した稔から緊急が発令、この関東は厳戒態勢、アサルトライフルの完全支給。

　信一

　「カージュ様」

　暗黒の女神カージュの神獣、この２対の黒い翼のある一角の狼が神託を告げた。

　信一

　「成る程、異界と地球の境が薄いとは」

　神獣リュウム

　「司祭よ、この星は来る災厄を断て、また第０１中等部の件、あの転移結界に備えよ」

　信一

　「わかりましたリュウム様」

　転移したリュウム。

　この神託の内容を伝え、この対策が立案、学園都市地区に部隊増強。

　この連続スタンピート発生。

　この高校の時間内で、召喚従者４体は預かる範囲に派遣、マスターは二刀流と暗黒魔法に戦う、まあ使い魔のフラウが背後を守った。