いなくなった愛犬を探していたら、異世界で獣人王になっていて、俺は愛妃になれと攫われた!

みゃー

第1話クロ

今日でもう何日目だろうか?


それ位、ずっとクロを探している。


それは、今から半年前…


理久は、無事志望した高校に合格した。


地元でも有名な進学校だったので両親は大喜びして、理久に何か高価なプレゼントをしようと希望を尋ねてきた。


理久は、小学生の頃から犬が飼いたかった。


だが、なかなか許可を貰えなかったが、今回は両親も首を縦に振った。


早速ペットショップに行こうと言う親だったが、理久は保健所へ行きたいと言った。


そこには沢山の犬がいて、母は子犬がいいのではと言っていた。


しかし、理久は、黒のオスの成犬を選らんだ。


長毛で、ゴールデンレッドリバー並の大きさ。


そして何より、両目が美しい深いブルーだった。


保健所の職員の話では、雑種の迷い犬らしく、大体3歳位らしい。


理久は早速引き取って、クロと名付けて本当に可愛がった。


散歩はいつも理久が行き、家にいる時は常に横にいて、寝る時も同じベッド。


しかし、そんな楽しい日々は、突然終わる。


3週間前…


いつも通り理久が朝起きると、ベッドにいるはずのクロが居なかった。








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