隣の穴の部屋

ん、?

横に穴が空いている。

新しく飼った子なのに。

僕は、気になりその穴に指を突っ込んだ。

「ギィ痛ギシッ…、!」

少し狭いようだ、穴は、ギシギシを音をたてる。

僕は、ゆっくりと指を戻した。

指は、紅く染まっている。

「う、うわ…」

初めて見た…。

ゆっくりとその穴を覗いた。

「ミィーミィー、マァァーー」

中には、また人間が居る。

僕は、その新しく飼った子ごと穴も一緒に捨てた。

でも穴の中に居た人間は、気になるから取り出してまだ飼っている。


明日、友達に見せようかな?


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