しるし

 僕の持論なのですが、夫婦とかパートナー同士というのは例えば森に並んだ二本の木だと思うのです。


 そして二本の木は真っすぐ天に向かって伸びていくことが大切です。


 一緒になろう、全て分かり合おうと一本の木になる必要はないし、それは不可能です。

 相手を頼りすぎて寄りかかろうとしたり、自分勝手に振舞ってそっぽを向いて放っておいても互いの成長はありません。


 お互い枝と葉で支え合いコミュニケーションを取りつつ、それでも自分をしっかりと持ち、芯をぶらさず真っすぐ高みを目指す。そうすることで双方、より大きく高い大木となり、やがてその間に芽生える小さな新芽は二本が切り開いた空へ向かう道を、同じように真っすぐに伸びていく。


 更には、森のたくさんの仲間たちと共にそれぞれ枝と葉を伸ばし合い支え合って、より大きなコミュニティを育む。



 自分というものをしっかり持って、頼り過ぎず、突き放し過ぎず、お互いが成長できる関係を築くことが理想かな。と思う次第です。


 たとえ二本が別々の道を選んだとしても、元の芯が強くあれば、その将来にとって大きな力となるでしょう。




 僕の場合は高い木に頼られ縛られ、めちゃくちゃのしかかられて、ギシギシ鈍い音を立てているところにホイっと突き放されたものだから、ボキッといっちゃったわけですね。


 全然説得力ないですよねw


 ああ、多くは語りませんw






 とまぁ、こんなどーしょーもない人生を送ってきた自分ですが、希望を捨てず今を見つめ、プンプンレースを楽しんでいた頃のように、無垢な気持ちでスリルを求めながら、誰も知ることのない明日に突き進んでいきたいと思います。


 今日は本当に来てくれてありがとう。


 支えてきてくれてありがとう。



 僕の人生はこの曲に凝縮されていると言っても過言ではないでしょう。

 最後の曲をお贈りします。



「Tomorrow never knows」



 聴いてください。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る