追放された側がざまあするのはもう流行遅れ。
黄昏(旧初心者)
第1話
勇者パーティ。
それは人類の危機を何度も救ってきた幾多もの救世主のことをさす。
そして俺ファストは現在の勇者パーティの一員として勇者パーティに貢献しているつもりだった。
だがいつも通りダンジョンを攻略した後でロインは急に「君には悪いけど勇者パーティ抜けてくれるかな。
黒魔道士がいるだけで悪評が立つからさぁ。」
俺は「確かにそいつはそうだな。
じゃあ荷物をとってから去るとしよう。」と言った。
ロインは俺があっさりと脱退を認めたことを疑問に思っていたがそのままにしていた。
自分達がファストの黒魔法によって弱体化したモンスターを倒しただけにすぎないことに気づいていながら。
荷物を全部取ってから去ってしばらく経ってから俺は「やっと通常営業に戻せるぜ。勇者パーティなんてものより金稼げるからなこっちの方が。」
そう言いながら冒険者ギルドのカードをヒラヒラと揺らす。
そのギルドカードにはSと書かれていた。
一方この国にの王であるカイン王に謁見しに行ったロインたちはというと、
カイン王「我がケイオス王国は【呪殺】をパーティーに入れる代わりに支援すると前から言っとるだろう。
ロイン「今日来てないだけであいつもパーティーメンバーですよ。」
カイン王「寝ぼけたことを抜かすでないわ。あいつとわしが何年らいの付き合いだと思ってる?18年だぞ。
昔からずっと友人として接してきたから分かることだがあいつはこういう時はちゃんと来るやつだ、例え病気になっててもな。
つまりお前はファストを追放したんだなパーティーから。
援助は打ち切りだ。
自信過剰な愚か者に暮れる金などないわ。」
エミリー「ファストの黒魔法の威力が高いのは賢者である私も分かっています。
でもあの人に頼りっぱなしだったらあの人が魔王討伐へ向けた戦いの途中で離脱したらどうするんですか。」
カイン王「小娘、お前に発言の許可を与えた覚えはない。
皆のものこやつらを追い出せ。」
ロイン「言われなくても出てってやるさ、勇者である僕を優遇しない国なんて滅んでも痛くもないもんな。」
そう語り勇者パーティーは王城を去った。
ファストのステータス
ブラック=ファスト
職業暗黒将軍レベル200
体力1000
魔力1000000
攻撃力2000000
防御力1000000
魔攻2000000
魔防1000000
スキル闇魔術レベル100、状態異常無効、暗黒剣術100、統率80
追放された側がざまあするのはもう流行遅れ。 黄昏(旧初心者) @moun10
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