嘘を重ねて

ももいくれあ

第1話

ためらい続けた言葉があった。

戸惑いはじめた思いがあった。

まるであの日が嘘のような

そんな朝がココにあった。

重ねあった思いがあった。

重なり続けた時間があった。

重ねようと日々を流した。

あの日の自分を探し続けて、

ようやく今日に辿り着いた。

でも、もう終わっていた。

あの日の私はいなかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

嘘を重ねて ももいくれあ @Kureamomoi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説