応援コメント

第21話私は姉さん思いだす・小川未明:遠くなってしまった姉への憧れ」への応援コメント


  • 編集済

    姉は1歳半で、私の誕生前に亡くなっているので、幼少時の写真しか知りません。
    だからと言うか、特に印象もなくて、忙しい人生の中でほとんど姉を思う気持ちは生まれてこなかったです。
    しかし最近、80歳を過ぎて会社の経営を息子、娘に引き継いでから、ときどき思うようになりました。はじめは「せっかく生まれたのに、あなたの人生では何が楽しかったの?」などと。
    しかしある時、気が付きました。「ああ、お母さんの胸に抱かれていた時、あなたはまったく不安がなかったのでしょうね。それだけで終わったのなら、いちばん幸せだったのかな?」とか。
    しかも姉が生まれたのが6月のはじめ、ちょうど「紫陽花の咲く頃」でした。

    そんな時にこの詩に初めて接して、ああ、そうか、姉を花に例えればもっと身近に感じられそうだ、と気が付きました。繰り返して詠んでいます。きっかけを作ってくださって感謝いたします。

    作者からの返信

    お読みくださり、コメントもありがとうございます。
    詩は心の底に隠れていた感情を呼び覚ましてくれるものなのかも知れません。
    幼い頃に亡くなってしまったお姉さまも、きっとご家族の心の中に咲いているのでしょう。
    花の中に面影が感じられるかもしれませんね。
    きっと微笑んでいらっしゃる。
    私はそんな気がしました。

  • 読んだ印象としては、姉さんは、血縁ではない気もしますね。

    作者からの返信

    あー そうか。
    実姉と思い込んで読んでいましたが、そういう可能性もありますね。
    隣のお姉さんとか、義姉さんとか、初恋の君だったりするかもしれませんね。
    想像が広がります。

  • そうですね。なぜか私も亡くなったような気がします。
    紫陽花の頃、夏が来る少し前、雨が降っているのかしら、
    なんか切ない詩ですが、お姉さんへの愛と憧れを感じます。

    作者からの返信

    なんとなく寂しい詩ですよね。
    通説はどうなのか判りませんが、
    どう読むかは読者の自由なので、色々想像したりしています。