第二幕 1 『夜会』

 公演初日は好評のうちに終った。

 今頃はまだホールの方で本日の反省と明日以降に向けての打ち合わせが行われているはずだが、私を含む一部のメンバーは一足先に宿に戻ってきていた。


 本日夜に侯爵家主催の夜会が催され、それに出席するための準備があるからだ。


 …ぶっちゃけ、あの侯爵閣下が主催される夜会にそんな大層な準備が必要なのかな?などと失礼な事も思ったりしてたが、そこはやはり大貴族相手だし、他の招待客もいるみたいなのでそれなりの準備は必要らしい。


「ねえ、姉さん。このドレスってどうしたの?わたしもフォーマルな服くらい持ってるけど?」


 これまでも貴族の方に挨拶したりお呼ばれした事はあるからね。

 そのためのフォーマルな装いは私も一応は持ってるんだけど。

 今はそれではなくて、姉さんが持ってきたドレスに着替えさせられているところだ。


 私の瞳と同じような菫色で襟元や裾に白のレースで縁取られている。

 手触りは非常に滑らかで上品な光沢もあり、多分シルクだと思う。


 とても素敵なんだけど、どう見ても高級品だ。

 一体どうしたのか、非常に気になる。


「閣下の奥様が〜、カティアちゃんに是非に、ですって〜」


「奥様が?何で?」


「この街に初めて来たときに〜ご挨拶に伺ったでしょう〜?その時にカティアちゃんを見て〜、アレコレ服を着せてみたいと思ったんですって〜。ほら〜、カティアちゃんて〜信じられないくらいキレイじゃない〜?その気持ち分かるわ〜」


「そ、そんな事…。でも、こんな高価そうなもの頂けないよ」


「いいのよ〜。あなたは皆の力だって言ってくれたけど〜、この間の事件の解決は〜、やっぱりあなたが居てこそだったし〜、閣下も個人的にお礼がしたかったみたいだし〜。報いたいって言う気持ちには〜応えてあげないとね〜」


「そ、そういう事なら…このドレス素敵だし、嬉しいかも…」


 【私】は着道楽なところがあるしね。

 ふへへ、と顔が緩んでしまう。


 今日お会いしたら、しっかりお礼しておかないと。


「じゃあ〜髪をまとめるわよ〜。うふふ〜、カイト君からもらった髪留めもしないとね〜」


 むむ…これはいつものからかいモードだな。

 ふっ、もうそれくらいでは動じないよ、姉さん。


「そうだね、カイトさんにも会うんだし、せっかく買ってもらったものを着けないなんて、失礼だしね」


「あら〜冷静なのね〜。でも〜顔が赤いわよ〜?」


 うぐっ…

 私もまだまだのようだ。





 会場となる侯爵邸はそこまで遠くないので徒歩で十分なのだけど、宿まで馬車が迎えに来た。

 確かにこの格好で街中を歩くのはちょっとね…


「『エーデルワイス』の皆様ですね。私は侯爵家で使用人をしております、バトラーと申します。此度は我が侯爵家主催の夜会にご出席頂き、誠にありがとうございます。これより、皆様を会場となる侯爵邸までご案内させていただきます」


 馬車から降りてきた如何にも貴族の使用人って感じのおじ様から丁寧な挨拶を受ける。


「ああ、よろしく頼む」


 父さんも慣れたもので、鷹揚に返事をしてから躊躇うこともなく馬車に乗り込み、私達もそれに続いて乗り込む。

 かなり大型のもので、5人が乗っても余裕があった。


「ふえ〜、流石は侯爵家の馬車だね〜。随分立派で大きいな〜」

 

「普段のアイツを見てると貴族だって事を忘れちまいそうになるがな。しかし、すぐそこだってぇのに大仰なこった」


「あはっ、私はあの侯爵様の事だからてっきりギルドの食堂でも借り切ってやるんじゃないか、とか思ってたよ」


「流石にそれは無いだろう…」


「うふふ〜、でもそういうイメージよねぇ〜」


「うう…オイラはその方が良かったッスよ。大将たちは慣れてるでしょうけど、オイラは貴族邸に招かれるなんてことは普段は無いッスから…緊張するッス」


「そんな緊張するような相手じゃねえだろ」


「いや、侯爵閣下はそうッスけど…他の貴族とか官僚の人も呼ばれてるんスよね?」


「ああ、そうらしいな。と言うか、招待のメインはそっちの方で領政議会の後の夜会って事らしい。俺らは論功行賞ってぇ名目だが、まあオマケだよ。アイツの事だから、面倒くせぇってんで纏めたんじゃねえか?」


「オマケッスか。じゃあオイラはひたすらメシでも食ってるッス」


「…まあ、ヤツも美味い飯でも食ってけって言ってたし、それでいいだろ」


「じゃあ、私もそれで。あ、流石に閣下や奥様には挨拶しないとだけど」


「あ〜、お前はあちこち引っ張り出されるんじゃねえか?」


 え、何でよ?

 私も美味しいお料理食べたいよ。


「今日の公演、侯爵が枠を押さえて今日招待されてる貴族たちに融通してたからな。多分お前と話をしたがるだろ」


「何で私だけなのさ」


「お前が圧倒的に目立つからだな。今回アネッサは脇役だったし」


「え〜…めんどくさい…あれ?このドレスってまさか…」


 奥様が好意で贈ってくれたのは本当だろうけど、もしかして閣下の思惑も絡んでたりして。

 あの人、見た目山賊なわりにちゃんと貴族してるしなぁ…


「カティアちゃん〜、変な虫が寄って来ないように〜なるべくカイト君の近くにいなさいね〜」


 いつものからかいかと思いきや、これは純粋に心配してくれてるみたいだ。


「でも、迷惑かかるし…」


「なに言ってるのよ〜、彼なら喜んで引き受けてくれるわよ〜」


 そうだろうか?

 彼が私の事をどう思っているのかも分からないのだし…

 嫌われてはいないと思うけど。


 いや、そもそも自分はどうなんだ?

 【私】…小さいカティアは彼の事を好きらしいし、それに引っ張られてると思うけど、【俺】との折り合いがついてる訳じゃない。

 自分の気持ちすら整理がついてないのに、そんな事を頼むのは気が引けるんだよね…


 などと思い悩んでいるうちに侯爵邸に到着してしまった。


 …ま、いいや。

 なるようになるでしょ。




 侯爵邸を訪問するのはこの街に来たとき以来だ。


 カイトさんは侯爵邸としては広いほうじゃないって言っていたけど、私からすれば十分すぎるくらい広く感じる。


 邸の中に入ると、玄関ホールは3階くらいの高さまで吹き抜けになっており、左右には曲線を描く階段、天井には豪奢なシャンデリアが吊り下げられている。

 如何にも貴族の邸宅というイメージそのものだ。


 まだ開宴には時間があるらしく、私達は控えの間の方に通された。


「あ!みなさん、こんばんは。先にいらしてたのですね」


 通された控えの間には、既に『鳶』の面々が待機していた。


「カティアちゃん!それに皆さんも、こんばんは。それにしても…素敵なドレスねぇ…」


「あ、ありがとうございます。レイラさんにリーゼさんも、とても素敵ですよ」


「ふふ、ありがとう。でもやっぱりカティアちゃんには敵わないわ〜」


「そうですよね〜、私なんて地味ですし。憧れますよ」


「皆の注目の的になるわよ。ねぇ、カイト?」


「!…あ、ああ。そうだな、よく似合ってるよ」


「あ、ありがとうございます…カイトさんも素敵です」


 カイトさんも正装しているのだけど、とても様になっていて格好いい。

 いつもの冒険者のラフな格好だと精悍でワイルドな感じなんだけど、正装すると貴公子然としていて印象がガラリと変わる。

 貴族と言われても違和感が全くないだろう。


 それにしても…

 さっき、エスコートしてもらえって話をしてたからか、何だか無性に恥ずかしく感じるよ…

 そう言えば、いつもは化粧してないんだけど、今日は流石に正装なので薄っすらとだけど化粧してるんだよね。

 どう見えてるのかな…?

 お、おかしくないかな?


「ねえ〜、カイトくん〜。カティアちゃんのエスコートを〜お願いできないかしら〜?」


 はうっ!?

 姉さん、そんな、いきなりっ!


「俺がですか?そこは父親のダードさんなんじゃあ?」


「いやね〜、こんな厳ついオジサンよりも〜若くて凛々しい殿方の方が〜お似合いじゃない〜」


「…悪かったな、厳ついオジサンで」


「それとも〜、レイラちゃんかリーゼちゃんに決まってるのかしら〜?」


「あ、アタシはレダに頼んでます」


「私はザイルさんにお願いしてます」


「じゃあ〜、問題ないわね〜」


「…分かりました。俺で良ければ。と言うか、カティアはそれでいいのか?」


「は、はひっ、よろしくお願いしまふ!」


 噛んだ。


 もう、姉さんは強引なんだから…







 さて、もうすぐ開宴の時間という頃合いになり、使用人が控えの間にやって来て会場まで案内してくれる。


 私はカイトさんが差し出した肘に腕を回してエスコートされながら会場に向かう。


「カイトさん、すみません姉さんが急にこんな事を頼んで…」


「いや、かの有名な歌姫のエスコートができるとは、光栄なことだよ。ふふ、今日の公演、凄く良かったぞ」


「あ、見に来てくれたんですね!」


「ああ、うちの連中と一緒にな。レイラやリーゼなんか感激しきりだったぞ」


「楽しんでもらえて良かったです」


 今日みんな見に来てくれたんだね。

 嬉しいな〜、歌姫冥利に尽きるね!


 そんな話をしながら会場入りした。



 閣下は、招待客も身内みたいなものだし略式だからあまり儀礼とかは気にするなって言ってたけど、やっぱり少し緊張するね。


 高い天井から下がるシャンデリアは玄関ホールにあったものよりも豪奢なもので、会場を明るく照らしている。

 テーブルには様々な料理が既に準備されていて、美味しそうな匂いが漂っている。


 どうやら立食のバイキング形式みたいだ。

 これならあまり肩肘張らずに楽しめるかな。

 流石に自分で皿に取るのではなく、それぞれの料理のところで待機してる給仕にお願いするみたいだけど。


「えと、いまいち立ち位置が分からないですね…」


「ああ、これなら席次とかもあまり関係ないし、この辺に居れば問題ないだろう」


「カイトさんは何だか慣れてますね?」


「ん?…まぁ、色々とな…」


 ふむ。

 あまり触れない方が良さそうだ。



 給仕の人がドリンクを運んで来てくれたので、ワインを…


「カティアちゃんは〜お酒はダメよ〜」


 …ジュースを手に取った。

 むぅ…


「私もお酒飲みたかった」


「まあ、懸命な判断だと思うぞ」


「カイトはちょっと残念かしらね?」


「…勘弁してくれ」


 レイラさんにそう返す彼は本当に勘弁してくれって感じで、カティアちゃん凹みます。

 やっぱりお酒は怖いね…


 私達以外の招待客も次々に会場入りしてきており、会場のざわめきが大きくなってきた。



 そして、侯爵様が奥様とお嬢様を伴って会場に入ってきた。


 いつもは粗野な雰囲気でとても貴族に見えないが、正装して堂々と入場する様は威厳に溢れて大貴族の風格を漂わせているのだから不思議なものだ。



「おう、楽にしてくれ。皆、領政議会はご苦労だったな。おかげで実りある議論が交わせたと思う。まだ議会は続くが、今夜はもう仕事の事はさっさと忘れて気楽に楽しんでいってくれ」


 普段私達と話すよりは幾分丁寧な感じだが、貴族の夜会の挨拶にしては随分と砕けた調子で挨拶をする。

 ちょっと安心した。


「ああ、それから…今日の議会でも話に上がっていたスオージの森の件。今日は、あの件を解決した冒険者のパーティー『エーデルワイス』と『鳶』の連中も招待している。現場の声を聞く機会もなかなか無いだろうし、是非とも交流を深めてくれ」


 え、めんどくさ。

 と思ったのは秘密だ。


 さ〜て、閣下の挨拶も終わったし、ご飯ご飯〜。

 いずれ挨拶には行かないとだけど、私達は下っ端のオマケだもんね。

 しばらくは美味しい料理を堪能させてもらいますよ!




 …と、思ったんだけど。

 何で閣下たち、こっちに向かって来るんですかね〜?

 こんな時までフットワークの軽さを発揮しなくても。


「おう、お前ぇら、よく来たな」


「何だ?いきなりこっち来ていいのか?」


「別に構わねぇよ。今日の招待客は馴染みの奴らばかりだしな。俺に顔繋ぎしてぇやつもいねぇし、まあ議会後の打ち上げみてえなもんだ。お前らも堅苦しい儀礼なんざ気にしねぇで美味いもんでもたらふく食って行きな」


「もとよりそのつもりだ」


「ふふふ、ダードは相変わらずなのね」


「おうよ。お前さんはすっかり侯爵夫人が板についてるじゃないか、リファーナ」


 あれ?父さんて、奥様とも知り合いなんだ?


 閣下とは大戦で一緒に戦ったとかとかなんとか。

 何で一傭兵なんかが貴族と肩を並べて戦ったのかは良くわかんないけど。


 リファーナ様は、艷やかな黒髪をアップに結い上げて、華美ではないが上品な雰囲気の紺色のドレスに身を包んでいる。

 穏やかな笑みを浮かべるその瞳の色は黒で、【俺】としては見慣れた色彩であるためか何となく親近感が湧く。


 あ、そうだ奥様にお礼しないと。


「奥様、ご無沙汰しております。…あの、このドレスありがとうございます。とっても素敵で感激しました」


「カティアちゃんご機嫌よう。ふふ、思ったとおり。とっても似合ってて素敵よ。ほら、周り見てご覧なさい。殿方の視線を釘付けにしてるわよ」


「いえ、そんな……あ、ルシェーラ様もお久しぶりです」


「カティアさんご機嫌よう。またお会いできて嬉しいわ。今日の公演もとっても素敵でしたわよ。本当に素晴らしい歌で、私、感激のあまり涙が出ましたわ」


「あ、ありがとうございます。そこまで仰って頂けるとは、歌手冥利に尽きると言うものです」


 ルシェーラ様は閣下のお嬢さん。

 お会いするのは二度目だが…やっぱり似ていない。

 いや、碧眼は閣下と同じなので『遺伝子が仕事してない』は言いすぎなんだけど…

 それ以外に閣下の要素はどこにも無いぞ。

 艷やかな黒髪と顔の造作は完全に奥様の遺伝だろう。


「そう言えば、奥様も以前から父のことをご存知なんですか?」


「あら?ダードから聞いてないのかしら?」


「んあ?…別にわざわざ話すようなことでも無いだろ?」


「はぁ…全く。あのね、うちの人とダードが大戦で一緒に戦ったと言うのは知ってるのよね?」


「あ、はい。それは聞いたことがあります」


「ふふ、そのとき私も一緒だったのよ。と言うか、ダードと同じ傭兵団だったのよ?更に言うと、ダードと私は従兄妹なの」


「えええっ!!?」


 マジか…

 どう見ても貴族の奥方って感じで、たおやかで、儚げな雰囲気は戦いとは全く無縁に思える。

 それが傭兵だった?

 信じられない…


 ていうか、従兄妹って…

 じゃあ、閣下と父さんて親戚ってことじゃないか!


 いろいろ設定盛り込み過ぎで理解が追いつかないよ。


「くくっ、信じらんねぇだろうがな、昔はそれはもう勇ましくてよ、戦場の死女神しにめがみだ何だと言われててな。こんな細腕で大剣片手に暴れ回ってたんだぜ。俺もその姿にすっかり惚れ込んじまってなぁ。周りの反対を押し切って何とか妻に迎えたんだ」


 大剣を片手で振り回すのはうちの父さんくらいだと思ったよ。

 それに閣下の惚れるポイントがおかしい。


「ふふふ、昔の話よ。今ではすっかり鈍ってしまって…たまには運動しあばれたいのだけどねぇ」


 ジョギングみたいなノリですね…





「ご歓談中失礼します。閣下、そちらの方達はもしかして…」


 そう言って、老紳士という感じの男性が私達の会話が切れたタイミングで話しかけてきた。


「ああ、そうだ。『エーデルワイス』の連中はかのダードレイ一座のメンバーでもある」


「おお!やはりでしたか。今日の公演は私も観覧させて頂き、感銘を受けました。…あ、申し遅れました、私はこのブレゼンタムの街で執政官の長をしております、マーキス=ブレッセと申します。畏れ多くも国王陛下より男爵位を賜っております」


「これはこれはご丁寧に。俺…私は一座の座長を務めておりますダードレイと申します。以後よしなに」


 何それ、気持ち悪っ。

 父さん似合わないよ。


「何だ気持ち悪ぃな…お前ぇずいぶん俺と態度が違うじゃねぇか」


「何を仰いますやら?私如き平民風情が侯爵閣下に無礼な態度など取るはずもないではないですか」


「やめねぇか、白々しい…」


「ほっほっほ、面白い御仁ですなぁ。閣下のご友人であらせられるのですから、私如きに畏まっていただく必要などございませんよ」


 へえ、ずいぶん理解がある方だねぇ。

 貴族の中には平民をあからさまに見下してる人も多いんだけど、閣下が身内って言うくらいだし、ここに来てる人は気さくな人が多いのかも。


「そうですかい?じゃあお言葉に甘えて。しかし侯爵サマよ。俺だってこれまで貴族サマ相手に挨拶やら接待やら対応してるんだぜ?気持ち悪ぃはねえだろが」


「似合わねぇんだよ」


 そうだよねぇ…

 似合わないものは似合わないよね。

 それに、貴族の対応は大体ティダ兄がしてた気がするし。






「そうそう、そちらのお嬢様は歌姫のカティアさんでしたかな」


「あ、はい。そうです。公演にお越しいただきありがとうございました」


「いえ、こちらも大変楽しませていただきました。特にカティアさんの歌は素晴らしく、大変感動いたしましたよ。それに、舞台上でも輝いておられましたが、何ともお美しい」


「あ、ありがとうございます」


「なんだマーキス、年甲斐もなくナンパか?」


「ほっほっほ、私が後十年も若かったら放っておかないのですがね。それに、私だけこうして独り占めするのも気が引けますな。どうですかな、あちらの方で皆にお話を聞かせてやっていただけませんでしょうか?」


 あ、来ましたか。

 まあしょうがないか。

 これもファンサービスって事で…


「え、ええ、私でよろしけれは…」


 こうして、私はドナドナされて行った…


 うう、ご飯が…


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