第3話 幼少期(日本、過去)家族編

少し、俺の幼少期の話をしよう。

どこにでもある、家庭で、俺は産まれた。

父親、母親、5歳下の弟の四人家族の長男

として、産まれたものの、物心ついた時には

家族を愛する心はもっていなかった。

「どうしてか?」

別に、虐待を受けていたわけでも

貧乏暮らしだったわけでもない。

当初の俺の気持ちは、

「俺は、兄の代わり」

としてしか、見てもらえないと思っていた

からだ。

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