第2話 仲間達との良好な別れ?


 そうではない――本当にそれでいいのか? と問われているような気がした。

 しかしノーカは表情を変えることなくキレイな休めの姿勢を崩さずにいた。親代わりくらいに思っている男から、そう言われてしまったら仕方がない。

 それくらいには信頼していた、だから疑うまでも無かった。このままでは自分に足りない何かを部隊の仲間に背負わせ尻拭いをさせてしまう、形はどうあれ精神的に依存しているのだ。

 それはもはや対等な兵士のすることではないと、兵士としての引き際をノーカは静かに理解し納得した。そして、そのことにもやはり何の感慨も湧かなかった、むしろ理に適っているとさえ思う。

 そんな、最初から彼がそういう人間だと知る、生え際が後退した――否、現行でまた更に後退している男は、深い深い溜息を吐き、

「……隊員たちは皆、軍規というルールに敷かれながら、人を殺すであろう生業の中、必死に真っ当な人間であろうとする……だからこそ真っ当な軍人で居られる。軍に所属していいのは、そんな真っ当な人間・・だけだ。心無い、人殺しの道具ではない」

 彼に語って聞かせる最後の機会として、何より彼より遥かに年上の大人として、既に取れなくなった眉間の深い皺を更に寄せた。

 そして、

「……君はここに居ても、これ以上は決して真っ当な人間として過ごせない」

「……」

 告げられたノーカは、無表情ながらにそれを心にしっかりと留め置いた。

 ノーカ自身、多分何かの間違いでも起きなければこれから先、ここでの自身の親代わりとも呼べる人物と会うことは無いのだと分っていた。

 何より、生え際の後退著しい司令、クライウッドの良心と親心に満ちた訓戒――それを告げた眼は、もはや厳格な上官のそれではなく、自分の子のどこに噛み付けばよいかを迷う親獅子それだった為だ。

 ただ何となく、自分は相当に出来の悪い子供だったのだろうと理解に及ぶことはできても、やはり、それでもどこ吹く風のノーカに、クライウッドは泣き出したくなるような溜息を喉で堪えて、

「……何か異論はあるかね?」

「――ありません」

「では、これにサインを――」

 ノーカは彼の部隊員の一人として、その最後の仕事として従順に、その退役申請書に、将校の机とペンを借りその場で記入した。

 向きを変えたそれを、クライウッドは重厚な仕事机で受け取り、

「……当該施設からの退去は両一日中だ。退役金の振込先等、手続きを速やかに実行し履行したまえ」

「――了解しました。それでは、失礼致します」

 そうしてノーカは軍人として最後の気を付けアテンションと敬礼を送り、親代わりともいうべき将校の元を去った。

 そして、一連のやり取りでまた更に生え際が撤退したクライウッドは、

「……親には向かんなあ……」

 人知れず愚痴を零し、彼が去ったドアを机で見守るのだった。



 自室の中、軍に関わる書類は、事務の方で確認を取りながら返却するものはし、処分するものは処分した。そうして残った数少ない私物――配給された下着類に、同僚が押し付けた奇抜な私服をザックに詰め込む。

 プライベート用の万能端末を腕に通し、あとは基地を出るだけだと、部屋から出て通路を歩くこと数秒、

「――呼び出しは何だった?」

 年嵩の同僚に、背後から肩を掴まれた。

 振り返る。

 肉々しいタンクトップ姿の上官は、その軍服ではない簡素なシャツとズボン姿と、長旅でもするのかありったけの手荷物に、それが彼の私物全てで、あることを察し、

「……どうしたんだ、その格好は」

「今日付で退役することになりました、ケリー大尉」

「なに? それは本当か?」

「はい。了承する旨を伝えその場でサインしました」

「……そうか。お前の事だから嘘ではなさそうだが……正気か?」

「そのつもりですが」

 実質もうその必要も無いのだが、同じ部隊に所属した直属の上官に敬礼をし、癖で気を付けから休めの姿勢を取った。タンクトップの上官は、ノーカが所属する小隊単位での隊長で、つい、癖だった。

 ケリーは、それが彼の平時の変わらぬ態度であることを理解して。そして、だからこそ今ノーカが目の前で取った言動が、彼の単なる気の迷いではなくまして理不尽な辞令や密命が下ったのではないことも察した。

 つまりは本当にクビを勧告され、既にそれを受け入れたということだ。

 ある意味で自分より付き合いが深い司令、クライウッドとノーカの間で起きたこと。ならば自分が言うべきことは何も無い――そう納得し、既に手遅れであることを察し、

「……そうか、納得しているのなら構わないが……勿体ないな」

「そうでしょうか」

「ああ。全くお前って奴はどうしてそう熱のない人間なんだか……もっとこういうときは熱く別れを惜しんだり、泣き出したり、悔しそうにするべきなんじゃないのか?」

 上官ではなく、歳の離れた友人か、弟に接するようになそれであるが、ノーカは途轍もなく無表情に、

「そういう心情とは縁が無いので」

「ああ、分っているさ……だが彼女には必ず挨拶をしておけよ?」

 彼女、というそれに、ノーカはこの基地で一番縁深い女性を思い出し、

「……マリーにですか?」

「そうだ、この隊で一番お前の世話を焼いたのは間違いなく彼女だろう?」

 言われて、ノーカは確かにと、それに該当する彼女との体験が目の裏に浮かぶ。

「……わかりました。彼女が今どこに居るかは?」

「そろそろ食堂で話をしている頃だろう」

「分かりました。……ケリー」

「なんだ」

「……貴方にもよく世話になりました。……それでは」

「……ああ。達者でな?」

 律儀に敬礼し合う、筋肉達磨のケリーは、また未練も何も見せずに背中を向けたノーカに、その親代わりと同じような溜息を吐いた。

 そして頭を掻き、それからケツをボリボリ掻いて、一人とぼとぼと訓練場へと戻った。彼にしても、部隊の仲間が去るのは、いかな理由にしても寂しいものだった。


 食堂、そこで午後の小休憩に入った調理員の女性と彼女はケラケラと話をしていた。

 ノーカはその横へと分かるように足音を立てながら歩き、

「マリー」

「――あら、こんな時間にどうしたの珍しい。……ていうか、なに? どうしたのその格好は――」

 平時とはいえ勤務時間、そこで野戦服以外の私服で基地内を彼が歩いている姿に、彼女は既に異常を感じ取っていた。

 険しい顔で、それも手にはかなり大がかりな私物を下げた姿に――徐々に眉間の皺を寄せ、更には不穏に眼も細めていく。

 まるで野性の獣が獲物を狙うそれだ、彼女は直ぐに不機嫌に牙を剥き出しにした。

私服はザックに、私物はくたびれた紙か木の箱に。何故ならその景色は決して珍しいものではない、軍を去る人間が時折見せる姿だ。

 それに準じた姿のノーカにマリーはその野性に見合った美しくも筋肉質な体――野性の獣染みた女性らしいしなやかさの肉感を戦慄かせる。

 それが爆発する寸前、ノーカは躊躇うことなく、

「想像はつくだろうが、退役することになった」

「――あの糞爺マジぶっ飛ばす」

 まず話を聞け、というようにしたそれに対し、即座にテーブル上、抓んでいた果物に突き立つナイフを握って瞬発力で飛び出そうというそれを予期していたかのよう軽く肩に手を置き、改めて、

「――話がある」

「……なによ?」

 粗野ではあるが垢抜けた美貌は、年下の男からの実直な誘いに一先ずは留飲を下げ、しかしナイフを戻さず弄びながら座った。

 出だしで止めたノーカだが、まだ彼女の心情が危険域にあることを察し、慎重に腰を下ろした。――その脇に居た厨房隊員は、気を利かせて席を外した。

 若干ニヤニヤとしたそれに、マリーは牙を剥き出しに威嚇する。

 その、目の前の猛獣から逸らさないようノーカは意識し――しかしはて、ここから一体何を話したものかと改めて真面目な顔をした後、直近、自分ではない男に言われたそれそのままに、

「……マリーには一番世話になった。だから……何かを話そうと思ったのだが……」

 既に、あ、こいつ誰かにそんなこと言われたな、というそれを察し不機嫌になりつつ、

「……で? なによ」

「……何を話せばいいんだ?」

 ウンザリ、がっくりと、マリーは頭を落とした。

「……はぁああ。少しは嘘を吐くってことも覚えなさいこの馬鹿チンが」

「すまない」

「……あ゛あぁああ゛……あんたって本当にもう……」

「……マリーには苦労を掛ける」

「あっそ。じゃ、お別れに何か言いたいことはある?」

「……いや、特には何も? ……礼は言わなければならないと思ったのは確かだが」

「が?」

「……同じ位、正直鬱陶しかったので別に必要ないとも」

「弾ぶち込むわよ」

「すまない、ちゃんと礼を言う、今まで世話になった」

「はいはい。……じゃあもうさよならでいいんじゃない?」

 拗ねたよう不貞腐れ、さばさばとしながらも若干寂しがっているような女の様子に、素直にノーカは席を発とうとはできず、

「……いや、それだけではいけない気がする。するのだが……何を言えばいいのか……」

 それを調理場カウンターからニヤニヤとする先程の厨房隊員に、マリーも再度手の平と眼光と威嚇で追い払い、済んでから、改めてけったいな生物ナマモノであるノーカを見る。

 正味、人の形をしているだけの動物。人間未満のバケモノでもある相手に。

 しかしそれに満更でもない様子で頬杖を突き、正面切っていやらしく目を細め、

「じゃあとりあえず、一発やっとく?」

「……そういうものなのか?」

「ううん、全然。――で、軍を辞める理由は何?」

 ケロリと下品をかましつつ話を誘導リードする。

 年上のおねーさんとして。この部隊の、世話の焼ける駄犬な男に。最後の面倒を見てやろうと。

 それにノーカも、先の筋肉達磨大尉とは違い、事の詳細――クライウッドとの会話の内容を、自らの内心を詳しく語った。

 その後、その話を根気強く聞いてあげた年上の女は、

「……ああー、でもううん、ああ……、ああ~、あーあー」

「なにか分るのか?」

「まあ、うん、あれでしょ……いいんじゃない? 辞めちゃってさ」

「そういうことになるのか?」

「そうでしょ、だって確かに――あんたこのままこの道に残ったとして何になるのよ? 何にもならないでしょ? このまま人生すり減らして使い潰されて終わりって人生しか見えないわね? あたし等と違って」

「? 何かあるのか?」

「あるわよ当然――こんな部隊の使いっぱしりじゃなくてさ? このままステップアップして将官とか将校とか教官とか、そうでなくとも艦船の免許だってあるんだし宇宙の運び屋だって引く手数多よ。軍需企業で兵器のテスターとかやったっていいしさ? 上の繋がりで政治家になったっていいし。でもあんたはそうじゃなくてただの一兵士どまりでしょ? このままだと、そうねえ……いつ死ぬか分んないじゃない? それよりはいいわよ」

「……意外だな、そんなことを考えていたのか」

「考えてんのよ普通は……まったく……綺麗なお嫁さん結婚とかそういうのだってあったんだからね?」

「……マリーがか?」

「ア゛?!」

「……いや、マリーなら良い母親になると思う」

 本心で。

 今想像してだが、真剣にそういう結論に至ったノーカの恥かしげもなく真面目な返答に、還って恥ずかしさを感じたマリーはおもむろに目を逸らした。

 嘘の無い人間のド直球ほど心を抉るものは無い。今回、とてもいい意味で。

 その様々な思いから、あまりに気恥ずかしくこれ以上会話を続けたくないと思い、素っ気ない振りをして、

「……はいはい。……これ以上長話も何だし、そろそろ行ったら?」

「……ああ。……マリー」

「なに?」

「……いや。……何か、してほしいことや、できることはあるか?」

「……じゃあ、居場所が落ち着いたら手紙メールでもちょうだい? 近況報告」

「……分かった。必ず送る」

「ええ。あ、辞めるんじゃ軍籍こっちに送られても受け取れないかもしれないから、プライベートの宛先アドレス教えとくわ、端末出して」

「――ああ」

「……ほい、そっち行った?」

「ああ、来た」

 やるべきことは終わった。するべき会話ももう無い。それを互いに察し、マリーはもう少しとそれを探そうとするも、目を逸らさずに、笑みを作って、

「……じゃあ、……元気でね?」

「ああ、なるべくそうする」

元兵士は席を立ち、背中を向け、元同僚の元を去った。

 仲間として、一人の女として、悪くない男を見送り、

「……ばーか……」



 兵舎を出る。

 舗装されただたっ広い発着陸場に、整備格納庫、弾薬庫、管制塔。

 演習に出る戦闘機や揚陸艇、航宙艦、野戦訓練場である山林に、海に面した軍港を見回し、正面にある検問ゲートへと向かう。そこで基地内の移動に使うIDタグを返却、破棄してもらい、その、それなりに顔見知りである基地隊員と、互いに無言の敬礼を送り合い基地を出た。

 これで正式に軍を除隊――退役したことになる。

 それを自覚し一度だけ振り返り、道を歩き出した。

 ノーカは街までの長い道を徒歩で渡ろうとしていた。私物として車両は一つも持ち合わせていない、生活のほぼすべてが基地内で完結していた所為だ。

 周辺には整備された道以外、自然しかない。それは拠点攻撃を受ける際、周囲に民間人がいることを嫌っての立地だが、その所為で街まで距離がかなりあり、自由時間では多少の不便があった事を思い出す。訓練以外することがなく基地に篭っていたので、無理やり首輪を付けられて引き摺られたそれだ。

 しかし、歩いて半日以内に辿り着ける距離ではあった。

 だからのんびりと、追い立てられるわけでも逃げ出すでもなく、歩き出す。

その短くない時間が流れたとき――道の向こうから、一台の浮遊二輪車両フロートバイクが急な挙動で目の前に止まった。

 ノーカの手前、風だけが重量を感じさせずにその周囲に流され、

「――おい、何そんな荷物でこんなとこ歩いてんだよ」

 現・元同僚がヘルメットを外す。

 派手な金髪をオールバックにした若き青年兵が、片足を地面に掛け車体とバランスを取りながら、厳つい視線で睨んでくる。

 同じ部隊で同じ階級、しかしノーカより一つだけ歳若い男だ。

 年功という物にあまり礼儀を払わないそれに動じることなく、ノーカは率直に、

「今日付で先程退役した」

「は?」

「大佐殿からの勅命……いや、助言か? それに従った」

 一瞬目を丸くする若い兵士だが、すぐに愉快気に顔を歪め、そして喉に物を詰まらせたそれを吐き出すようにしながら笑って、

「……ハッ、アッハッハ! ――そうか! 遂に追放かぁ! いやあ清々せいせいするなあそうかそうか――遂にその顔がこの基地から居なくなるのか!」

「……嬉しそうだな」

「――ああ最っ高だぜ!?」

「そうか、それはなによりだ」

 いつも通りの平素な様子で、皮肉でもなんでもなくそう言うノーカに、若い兵士、キースは顔を顰める。

「――ちっ、少しは気にしろよ」

「こういう性分だからな、どうにもならない」

「ああそうかよ、そうだよな、お前はそういう奴だよなぁ~、ペッ」

 軍服さえ来ていなければチンピラでしかない唾の吐き方であるが、お互い、本気で苛立つでも憤慨するでもなく、それなりに互いの人格に理解があった。

 本性として、どうにもならない悪人ではない、と。

 双方、単に悪いのは態度と眼つきだけと思っている男達は、

「……しかしあの話は嘘だったのかぁ?」

「なにかあるのか?」

「ああ――お前にはもう関係ねえが、新しく政府直属の治安維持部隊が設立されるって話で、そこにこの基地から何名か、おれらの部隊からはお前がスカウトされてるって聞いてたんだけどよぉ……。……そうか、大佐殿は何言わなかったのか……ハハッ、お前って期待されてねえのな」

「ああ、適切な判断だ」

「ケッ、根っからの処刑人様が何言ってんだよ、おめえほどこの仕事が骨の髄まで沁みついてる奴なんて居ねえだろうが」

「そうでもない、所詮そうしなければ生きられなかったというだけで、この生業には何のこだわりも誇りも無いのが事実だ。お前の方がよほど向いている」

「チッ、嫌味にしか聞こえねえ……」

 粗暴な態度のまま、顎で後部座席をクイと指図し、ヘルメットを被り直すとハンドルを握り込む。そしていつまでもそこに棒立ちの元同僚に、

「――オラァ! さっさと乗れぇ!」

 意外に義理堅く、面倒見の良い男に。

 促され、ノーカは浮遊二輪車の後部座席――そこにあると知っている、シート下の折り畳み式の安全ヘルメットを形式的に被った。そして大振りのザックを背中にしっかり括る。

 二人の男を乗せ、反重力機構を起動し二輪車がふわりと浮き上がる。

 路面から一メートル、そこで止まった空飛ぶバイクはそのまま路上で反転し、助走も無く矢のように発進した。

 疾走する。反重力と慣性制御――内燃機関や空力的なそれではない駆動音が車体を真っ直ぐ横に跳ばす。――徐々に加速するのではなく、初速から最高速で、最高速から最高速へと階段のようなグラフを更新し、スピードを上げる。

 真横に空を跳ねる飛蝗バッタだ。その非常識な加速性能はその気になれば秒で音速を超過する。が、人身事故を想定し、周囲に人や建物等の障害物を検知する状況下では常に常識的な速度になる。

 街中では、法定速度を決して越えられない、それが、

「キース」

「なんだよ」

「改造はほどほどにしておけ」

 街の外とは言え、今、明らかに、公道で出せるわけがない速度を叩き出している。慣性制御機構のお陰で搭乗者は保護されている為、負荷は感じられないが、景色が早すぎる速度で通り過ぎていく。

「ヘッ、別にこれくらいどうってことねえよ」

「だろうな。……事故には気を付けろよ」

「へいへい……」

 それから無言で、街の入口手前まで、二人は流れる景色を眺めた。

 その時間はすぐに終わった。

 跨っていたそこから降りると、若い兵士は中指を立てた拳をノーカに突きつけ、更に親指だけを立てるとそれを真下に突き降ろし、

「――そのツラ二度と見せんじゃねえぞ」

「ああ。努力はしておく」

 それきり、振り返ることなく彼はまた来た道を戻り出した。

 さきほどより、若干ゆっくりとしたスピードで、しかしすぐさまそれを超える速度に跳ね上げ、音のない稲妻のよう消えていった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る