笹木さんと倉田さんーー同僚ふたりの、日常を切り取った短編掌編集です。短い物語の端々に、2人の性格や互いの関係性が滲み出ていて、クスリと笑わされたり、ほっこりしたり。読み進めるうち、いつの間にか二人に癒しをもらっていることに気づきます。一話一話が短いのもあり、隙間時間についページを繰ってしまう、クセになる作品です♪
二人の関係性が重くもなく軽くもなくテンポよく描かれています。ブロマンスの名にしっかりとフィットする二人の日々に、もっと彼らのことを知りたいと思わされます。これからも彼らの生活が柔らかく鮮やかに切り取られますように