第3話【徳川秀忠《トクガワヒデタダ》】にまつわる諸説考察

第3話【徳川秀忠トクガワヒデタダ】にまつわる諸説考察


徳川秀忠トクガワヒデタダは家康の開いた江戸幕府で二代目征夷大将軍となった人物。

実戦経験ほぼなしの状態でいきなり関ヶ原合戦がデビュー戦というハードモードで参戦。

道中の上田城攻めで足止めを喰らい関ヶ原合戦に遅参し、父・家康から𠮟責を受けた。


その諸説異議あり!『徳川家康トクガワイエヤスの進軍ルートは敗色が濃くなった際に諸将が寝返りをしたら生還困難なのである。

徳川秀忠トクガワヒデタダはむしろ本隊と言うべき戦力を保持しており万が一の際に上田城近辺で布陣することは万が一の保険として十分機能するはずである』


そもそもわずか一日で決着するとはこの時代のいかなる名将も想定外であったと推察する。


※個人的主張 徳川秀忠トクガワヒデタダは軍事面で結果を残すことは困難な状況にあり華々しい手柄話は特に見当たらないが二代目征夷大将軍就任後の父・徳川家康トクガワイエヤス亡き後政治方面で才能開花を果たし武家諸法度・禁中並びに公家諸法度を制定するなどの実績を残して江戸幕府の政治基盤の基礎を固めた優れた二代目であったのは間違いないと思われる。

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