このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(66文字)
これはなんなんだ。一体なにを読まされているのだろう。真面目なのか不真面目なのか、不思議な味の文体で綴られるのは、ふわふわと掴めないようで、なのになぜか明らかに魅力的な世界観と登場人物たち。なにを読まされているかわからないのに、気付けば悔しいくらいに引き込まれている。あなたもこの言の葉の迷宮に、狐につままれたと思って足を踏み入れてみてほしい。